取材を通して見えてきたもの
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。Ricoです。今日の東京は蒸し暑い。半袖の季節ですね。週末は福島なのですが、天気がいいことを祈ります。
蛇足になっちゃうんですが、私は福島県会津若松市の出身。でも福島にはあまりこれまで繋がりを持てずにいました。そんなこともあり、同郷である小川くんと「神田小川堂」というユニットを組んでたまにイベント出店しています。
私たちが思う、カルチャーを福島の人たちに届けるユニットです。
お暇なら、福島市の旧堀切邸に遊びにきてくださると嬉しいです。当日はコーヒーメインなのですが、出版社で働く私の選書も置かせていただいています。(もちろん、勤務先の本は置いてございません笑)
きてくださった方々と楽しくお話しできれば嬉しいな、と思います。
さて、最近お仕事でたくさんの企業に取材をさせていただいています。本当に時代が動いていると実感していて、とても勇気づけられることが多いです。
もちろん、企業様の悩みやお困り事など事業だけではなく内面的なものもあるのだろうなとは考えているのですが、それがあっても前に進め、といろいろな取り組みをしている営みに感動さえ覚えます。
以前、神田小川堂のパートナーである小川くんと、組織で働くことと、個人で働くことの違いについて話したことがありました。
その時は、フワッと考えていてまとまらなかったんですが、その後はっきりこうだと考えられる機会がどんどん出てきて。
それが明らかになったので、書き留めておこうと思います。よろしかったら、ご覧くださいね。
1度目は、社内の毎月一回ある勉強会です。これは私の哲学恩人でもあるテバさんこと手計さんが講師となって進めている学びのプロジェクトです。テバさんは東洋哲学に非常に詳しく、著書も今の会社から出版しています。
組織で働くことのメリットは、個人への信用が企業を通してつきやすいこと、組織で動くことで大きなことができること、つまり一人より遠くまで行けること、という結論がその勉強会で理解できました。
最近取材をしていて、企業の動きにも注目しています。
国がなかなか重い腰を上げないテーマに対して、企業が連携して動いていくことで、大きな物事を達成できる。
勉強会の時は、それは「事業」だけのことが頭にあったんです。
しかしそれ以外、社会に対する変革のウェーブのようなダイナミックな動きは、やはり組織立って動くことで非常に大きな影響力を持つと感じています。
レインボープライドにみる「パートナーシップ」の社会課題は非常に重要だなと考えていて。
一人でも多くの人が、そのパートナーシップで苦しまない世の中になればいいなと。例えば同性婚ができなかったり、それができないことで日本の7%といわれているLGBTQやSOGIといったいわゆるマイノリティといわれている人たちの幸福度が上がれば、社会の幸福総量がそれだけ上がるっていうことで。
それってめちゃくちゃ素敵じゃないですか?
そういった社会課題を解決していく役割が、企業に求め始められている時代になってきたんだなと実感すると共に、そこに対して積極的に取り組んでいる企業の話を聞いていると、本当に未来が明るくなる感覚があります。
日本の未来はそう、暗いものでもないと思うんですよね。
もっともっと、取材を通して良き企業のストーリーを発信していきたい。そう考える毎日です。