傷つくことはあたたかい。と、8月27日の日記。
荒川和久さんの文章を読んだ。
"一番怖いのは、他人に言われて自分が平気だったから、人に言っても大丈夫だろう"という、その範疇での発言。
怖いなぁ。そして、そこを補いたいよなぁと思う。しかし、無意識に誰かを傷つけるんじゃないかと思うと、怖くて人とコミュニケーション取れなくなりそうな自分もいる。
生きることが長くなればなるほど、小さくなるようだ。
わたしが好きな本で、事あるごとに読み返しているものがある。
王様は、グミベアが大好き。どんどん、時間が経つほどに小さな存在になっていく。
大人になって、大きくなったけど、想像力や未来への思いや、夢や、生きる時間は、小さくなった。
子供の時の方が、たくさんの豊かさを蓄えているんじゃないかとも思う。
大きな袋にたくさんの希望。それを使って使って…。なにに縛られ、窮屈に生きるんだろう。大人は。
そんなことを考える本。
人とうまく生きる、という言葉がなんとなく嫌いだ。うまくやらなきゃね、という言葉に虫唾が走る。なんでだろう?
別にうまくやらなくても良いんだと思う。うまくできないなら仕方ない。摩擦も起きるだろう。うまくやっても、やらなくても、人と生きるには摩擦が生じる。
摩擦はやりすぎると痛い。けど、たまにあったかい。そんな感じなんだろうな。
みんな友達になれたら良いのに。なんてことを最近いつも思う。
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8月27日月齢8の日記
何ともぐっすり寝てしまって起きたのは10時半くらい。
宅急便のピンポンで起きた。よく眠れた。
部屋にいるだけで汗だくなので、さっさとシャワー浴びて外出。今日はコロナ休業だ。エステにいき、閉塞感あふれる毎日なので何か刺激をと思い、そのまま本屋へ向かう。
本屋で見つけるのはいつも知識欲を満たすような本。良書が置いてある本屋さんを私は知っている。ただのお気に入りの本屋だけど。
こういうテイストが最近はお気に入りなので即決で購入。読んでいてわかるわぁと思いつつ浸る。しみじみ、日本ていうのは平和な国だなと思う。
ちなみに少し前に飲んだ似たようなタイトルの日本酒。好きな人と飲んだから、味はよく覚えていないんだけどね。
きっと、政治に関して知らぬぞんぜぬの日本意識では、今後成り立たない気がするので、やっぱり政治への関心や勉強することや、何よりそのことについて建設的に議論できる友人は必要だなと思う。
私の数少ない気が合う(と思っている)友人も同じようなことを言っていた。本当に私は友人といえる人が少ない。
友人てどんな存在だろう?と思った時、素直に「助けて」と伝えられる人だと思った。本当に困ったとき、自分をさらけ出せる人は私の無意識の中で頼っている人、頼れる人だと思う。
数少ない友人よ、ありがとう。
家に帰ってくるすがら、歩いている時にふと思った。(なんか息苦しい)。
このビルに囲まれた暮らしが、何ヵ月続いているだろう。去年は地方に行って、思い切り360°の天体ドームを体験したり(100%自然)実家に帰って風に吹かれたりしていたのに。苦しいと思った。
さて、明日は日本科学未来館に行くのだ。お台場も、悪くないぞ。
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