毎日の福 in 飯
先日、自分が所属している「U GO HOME PROJECT」のツアー視察の一環で、なんとも素敵な町、秋田県羽後町に帰ってきた。
いろんな人と話す中、私のようなよそ者に対してもいつも優しく、いろんな話ができる人がたくさんいるこの町を私はとても愛している。
そんな中、”たべること”が大好きな私は、ある農家さんとであった。この道40年以上の大ベテランの方。作る野菜、米に愛情、健康の祈りを注ぎ、その笑顔には幸せが満ち溢れていた。なんだかでも、この羽後町の人たちの笑顔、私はとても幸せを伝播するパワーがある気がする。
そして、友人の華ちゃん。彼女も自宅で野菜やらお花やら、心をこめて作っている。その中でアスパラを食べさせていただいたのだけれど”ウマミ”の塊であった。味が濃く、そのまま炒めただけで成立してしまう「料理」だと思った。
そして、宿泊先の「阿専」。こちらのオーナーである阿部さんは私たちPJの代表鈴木の古くからの友人。とても素敵な内装と、座敷ワラシがいると感じるその母屋は、とても安心感を与えてくれる。幸せな空間なのだ。
そこでみんなで食べたご飯は、この上なくおいしいものだった。人の愛情って、こういうことで解像度が上がるのだなと。
なんとなくだけど、自分の「福」が「飯」に入っていることを顕在化してみようと思う。どこでどう、飯が幸福になっているのか。その飯には幸福が入っているのか。
そう思ったきっかけは、阿専で食べたみそしるだ。そこで私は、ふと思い出した。
味噌汁は好きだけどなかなか自分で作ってこなかった。しるものが大好きな私としては謎。実家で食べていた母親が作る味噌汁には、にぼしが入っていたり、ちゃんと麹がみえる味噌を使っていたり毎日が楽しみになる一品だった。
味噌汁はスープなので自由度が高い。ここには飲む人の幸せが入っていると感じる。温かさ、旨味、湯気。曇るメガネ。曇るメガネは、幸せの象徴かも。
「FUKU-IN-MESHI」というアカウントで、インスタアカを作ってみた。どういう世界観を作って行こうか。まず、楽しみ。
一枚目のpicは、これまた私が大好きな目玉焼きトースト(ダブルエッグ)だ。パンは生食パンを使っていて、焼くときはフライパンというこだわりがある。というか、その方が美味しい。
私にとっての福in飯は、口に入れたときに思わず「おいしい」が出る飯だ。
色々楽しみが増える人生。わくわくするにはまず、体から。そして、食から。