バスの乗り方って難しい…?不安を解消する新機能登場!
乗換案内の X 担当「部長」です。
バスに乗ったことはありますか?
乗換案内で経路を調べたバスを利用することもあるかと思います。
ところで、バスの乗車方法って、しばしば迷ってしまうことはありませんか?
入口のドアが前後どちらなのか、お金は乗るときに払うのか、ICカードは使えるのか、などなど。バス会社や路線によってもルールが異なるので、毎回毎回不安になってしまう方もいらっしゃると思います。
「乗り方が難しいのでバスは避けてる…」という声があるのも、正直なところ事実ではあります。
秋に実施して1万名ものお客さまにご回答いただいた「乗換案内サービスアンケート」でも、自由記述欄で「前乗りなのか後乗りなのか知りたい…」とか「現金のみなら教えてほしい…」といったご意見がたくさん寄せられました。
公共交通機関の移動をサポートする会社として、少しでもバス移動のハードルを下げ、公共交通機関を活性化していきたい…!
ということで、多くのお客さまからのご要望にお応えして、バスの経路検索結果で「バス乗り方案内」機能を追加しました!
「バス乗り方案内」機能をご紹介!
「バス乗り方案内」機能に対応したバスを経路検索いただくと、経路検索結果のバス部分にある青色の枠内にそのバスの利用方法が表示されます。
・・・ちっちゃな画面で最大限の情報を出せるようにしてあるので、ここだけ見てもようわからん!とお思いでしょう。大丈夫です。この青色の枠をタップしてください。
はいっ、「バス乗り方案内」の詳細画面です!
ジョルダンのバスデータ担当、エンジン担当、さらには私「部長」も監修。説明文付きで詳しくご案内しています。
これなら、より安心してバスに乗れますね!
ではでは、各項目を詳しく見ていきましょう。
乗降ドア
どのドアから乗ってどのドアから降りるかを表します。
主な表示には以下のようなものがあります。
前乗り、後降り
後乗り、前降り
前乗り、前降り
ちなみに「後乗り」「後降り」はそれぞれ「中乗り」「中降り」と表現するバスもあります。今回は「後乗り」「後降り」にまとめることにしましたが、詳細画面にはそれがわかるように記載しています。
決済手段
支払いに使える決済手段を表します。
主な表示には以下のようなものがあります。
現金
ICカード(全国相互利用カード)
ICカード(その他)
QRコード(提示)
QRコード(読み込み)
クレジットカード
ICカードの全国相互利用に参画しているカードは、Kitaca / Suica / PASMO / TOICA / manaca / ICOCA / PiTaPa / SUGOCA / nimoca / はやかけん の10種類。いずれのカードでも使える交通機関は増えましたが、地元のカードのみの対応としているバス会社さんもありますので、分けて案内することにしました。
現金での支払いの場合、二千円札以上の高額紙幣は利用が難しいこともあります。あらかじめ千円札や小銭をお財布に準備しておくように心がけるとよいでしょう!
支払いタイミング
支払いをどのタイミングで行うかを表します。
主な表示には以下のようなものがあります。
先払い(乗車時)
後払い(降車時)
事前
「先払い」の場合には乗車時の支払いになりますので、バスを待っている間に支払い手段を準備しておくとスムーズでしょう!
「後払い」は降車時の支払いです。整理券方式の場合、降りるバス停が表示されたときの運賃表を見て運賃を用意するのですが、時間がわずかなことも。乗換案内ではバスの運賃も案内していますので、筆者はそれを見て乗車中早めに小銭を準備したり、ちょうどの用意がない時は両替を済ませたりしておくようにしています。
支払い方式
支払いをどのようにして行うかを表します。
主な表示には以下のようなものがあります。
整理券(区間ごと)
均一
行き先申告制
乗車券(事前購入)
全国的に主流である整理券方式のバスは、乗車時に番号の書かれた整理券を受け取り、降車時には運賃表でその番号に該当する運賃を支払うというものです。ICカードの場合は、整理券番号をICカードに書き込むようになっているので、乗車時と降車時に読み取り機にタッチすればOKです。
大都市では均一運賃のこともあります。支払いは乗車時の場合と降車時の場合、両方あります。
また、しばしば難しいといわれるのが「先払いだけど、行き先によって運賃が異なる」という「行き先申告制」のバスです。
これは、乗務員に行き先を告げると、運賃箱で金額の設定をしてくれるので、そのあとに現金やICカードなどで支払いをするというシステム。
「申告制」の表示のあるバスは、あらかじめ降りるバス停の名前を言えるようにしておくとスムーズですよ!
対応バス会社
西武バス
関東バス(一部系統)
神奈川中央交通西(一部系統)
(2024年12月26日現在)
対応会社・系統は、2025年1月以降、順次拡大を予定しておりますので、ご期待ください!
おわりに:ご意見ご要望、お待ちしています!
最後までお読みいただきありがとうございました。
ジョルダンは「乗換案内は、使う人を迷わせない」という精神で経路検索結果やインタフェースの改善に積極的に取り組んでいます。
お客さまの声で、乗換案内は成長しています。
お気づきの点や、「ここ改善してほしい!」といったご意見などがありましたら、お客さまサポートまでお気軽にご連絡ください。
※本記事に記載した情報は、2024年12月26日現在のものです。変更となる場合がありますので、ご了承ください。