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「みんなでつくる乗換案内」実証実験の裏話


実証実験に参加していて読まれる方も、ここで初めて実証実験を知る方も初めまして。
ジョルダンの開発推進担当です。

ジョルダンでは1月15日(月)から新たなプロジェクトの実証実験を行っています。
今回は実証実験を行うに至った経緯や、プロジェクトにかける想いをお話します。

まずは実証実験の内容から

簡単に言うと、これまでジョルダンで調査していた情報を、乗換案内の利用者に調査・提供してもらい、データ化して乗換案内に反映させるというプロジェクトです。

これまでは乗換案内というサービスを提供するジョルダンと乗換案内を利用するユーザーの関係でしたが、乗換案内を利用するユーザーのうち、情報提供をして乗換案内を一緒につくる、参加者としての関わり方ができるようになることについて、世の中に投げかけてみました。

今でも経路検索結果で表示している情報を何で利用者から集めるの?

乗換案内を作っている=開発をしていることは知られていますが、なかなか内側については知られておらず、過去に乗換時間のおはなしをnoteで公開したときには、大きな反響をいただきました。

今回調査対象である乗車位置の情報も、乗換時間と同様に社員が実地調査をしています。

乗車位置は、車両の編成が変わったりダイヤ改正により運行パターンが変わったりすると変わる可能性があり、何らかの改正が鉄道会社で行われる度に実地調査を行っています。

そんな実地調査にはかなりの労力が割かれており、本社のある東京近郊はともかくとしても、遠方になればなるほど負担も大きく、情報反映までにお時間をいただくこともありました。

ですが、乗換案内は日本全国の人の移動に利用されているため、様々な場所を訪れる方がいます。

その際に、移動のついでに現地の調査をしていただき、ジョルダンでデータ化することで経路検索結果に表示できないか?と考えました。

この時にジョルダンが得られる恩恵(=調査コストが浮いた分)を、情報提供者に還元する仕組みを作ることで、プロジェクトの参加者には気持ちよく情報提供をしていただける。

ジョルダンは情報改正の対応速度を上げたり、情報提供できる範囲が増えることで、サービスレベルが向上できる。

利用者はその結果として今まで以上に乗換案内の利便性が上がる。
そんな三方よしが実現できるのではないかと考えたことがきっかけです。

なんでNFTを使うの?

最終的な目的としてはプロジェクトの展開の幅を広げるためなのですが、一般的にはまだあまり「NFT」の認知が進んでいないので、実証実験時点では「NFT」を知ってもらうこと自体も含まれます。

例えば「」を知らない子供に「」って何?と聞かれたら「乗り物だよ」と答えると思います。
車輪があるとか、エンジンがあるとか、車の定義や構造を子供に伝えて分かってもらおうとはしないですよね。
そうして「車」に触れているうちに「移動手段の一つ」ということを自然に学んでいきます。

でも「NFT」を知らない人に「NFT」って何?と聞かれると、この「乗り物」に相当する用途や役目がはっきりしていないので、車輪とかエンジンに相当するNFTの構成の説明だったり、Non-Fungible-Tokenの略です、などの定義について言われることが多く、自然に学ぶハードルも高いのではないかと思っています。

「NFT」はどんなことができるの?どんな効果があるの?
その答えを、このプロジェクトの実証実験に参加することで見つけるきっかけになれたらと思っています。

今回は「NFT」を用いてレヴィアスさんのアニカナの仕組みを使うことで、現金にすることが体験できます。

利用先の限られる電子マネーや商品券の類よりも、現金の方が用途も広くて便利ですよね。

プロジェクトとしては、みんなに役立つ情報を提供する「貢献」が「NFT」で還元されることで、参加者も利用者もジョルダンも嬉しい仕組みが実現できるんだな、ということを体験してもらえたら嬉しいです。

実験に参加するには

今回の実証実験は西新宿エリアを対象に行っています。

実証実験対象駅

ここまで読んで、もし今回の実証実験に参加してみたいという方がいらっしゃいましたら、下記の手順にてご参加ください。

1.乗換案内アプリ(Android、iOSどちらでも可)実験対象駅(※上述の実証実験対象駅を参照)を着駅にして経路を検索する

対象駅を着駅にして検索!

2.着駅の箇所に出ている実証実験のバナーをクリック

西新宿に出ているバナーをクリック!

3.実証実験のページから情報投稿フォームに移動

「情報提供フォーム」をクリック!

4.投稿フォームが表示されるので、そこから情報提供して完了!

ここまでお読みいただきありがとうございました!
ジョルダンでは今回行っている実証実験をもとにユーザーからの情報提供のあり方ふくめ、乗換案内のサービスがより便利になるよう進めてまいります。

引き続きジョルダン「乗換案内」をよろしくお願いします。

対象駅の近くに住まわれている方もそうでない方も拡散にご協力ください!!

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