見出し画像

捕手論

おはようございます こんにちは こんばんは
ジャーナリストの氏原です。

今回は「捕手」をテーマに皆さんへの質問をするという会にしたいと思います。いろんな方々からの意見をもらえる形の原稿にしています。


第1回 重視する能力とは?


キャッチャーを務める選手に必要な要素というものがいくつかあります。

スローイング、インサイドワーク、キャッチング(フレーミング)キャッチング(ワンバウンド)統率力、人間性など。全てが兼ね備えられているのは理想ですけど、実際、そういうわけにはいきません。

では、いったい、どの部分があると、理想的なキャッチャーに近づくでしょうか。

結局、どこかに目を瞑っていると思うんですよね。肩は強いけど、インサイドワークはイマイチとか、折り合いをつけているのではないかと思います。

皆さんはどのようにしてキャッチャーの起用を決めていますか。

スローイングを優先しますか。キャッチングですか、インサイドワークでしょうか。できれば、その理由も教えください。

投手にとってキャッチャーの影響は少なくないと思います。3年連続リーグ防御率の最下位の西武は与四球が多いことも原因の一つですが、キャッチャーの森友哉のワンバウンド捕球のまずさが一因であるという声も少なくないです。

暴投数が12球団で一番多いというデータが出ていて、おそらく、低めに投げ切れないから投げる範囲が狭まってしまっているのではないかと推察します。このほど引退を表明した斎藤佑樹(日本ハム)が早稲田実の時、捕手の白川のストップ率が上昇して勝てるようになったという話は有名ですよね。

投手にとって、キャッチャーの存在は大きく、個人的な印象としてはワンバウンドストップの割合が、投手の能力を最大限に引き出す大きな要因になっているのではないでしょうか。野球評論家の里崎智也さんなどはまさに、そんなキャッチャーでした。

ここから先は

9,242字

¥ 2,500

期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?