それぞれの立ち位置を知る、ということ。
おはようございます、こんにちは、こんばんは氏原です。
今日は高校野球からメジャーリーグまでさまざまなカテゴリーを取材してきて「よくありがちなこと」のお話をしたいと思います。
僕、こんな仕事をしているので、たまに「話を聞かせてよ」と飲み会などに呼ばれる時があります。ミーハー的に話を聞きたい人もいれば、一方で、野球指導について、いろんな知識を得たいなどさまざまです。
ただ飲み会なので、時に陥っちゃいがちなのが、人の悪口や妬み合戦になる時があるんですね。
・私学はいっぱい選手を取っている
・施設がいい
・練習時間がある
・選手がいいだけで指導理念はない
とか。悪口、僻み合戦。で、俺たちの指導は正しい。勝てないけどって。
言うだけいって、帰っていく。
でも、これって飲み会だからとか、酔っているからではなくて、指導者の本音なんです。実は隠れている。
そういう思いを持っているということは人間なので別に構わないんですけど、人の悪口を言うことや傷の舐め合いをすることって実は進歩できないんです。
想いはわかりますよ。
メディアに関わる人間は情報を持っているから、それを聞くことにより、悪口を言い合う時間は楽しいかもしれない。でも、そこに進歩はあるのでしょうか。指導者として成長できるのかと言ったら、全く伸びないんですね。
ずっと同じところでぐるぐる生きていくしかない。
僕はそれぞれ役割があると思っています。
強豪私学には強豪私学に、公立には公立に。
それぞれの立場があり、それを理解した上で、指導に携わっていると、恐ろしいくらいにその指導者は成長していきます。
これは間違いないです。
高校野球の世界だけにとどまっていたらすごく狭いです。
中学野球、大学野球、プロ、メジャーだけ。
それも狭いです。
いろんな世界を知ること、いろんな立場を知ることが大切なんです。
でも、そんな情報が溢れているわけでもないので、僕はなるべく広い視野を持った発信をしていこうと、高校野球からメジャーまでを取材できるようにしてきたし、その情報を共有しようと思っています。そう言う仲間も増えてきました。
それを音声配信、YouTube、オンラインサロンなどで余すところなく出しています。
愚痴はあっていいと思います。いつでも、受け止めます。聞きます。
でも、人の悪口を言って傷を舐め合って、現実から逃げるのはやめましょう。そう言う配信やサイトにいったりするのはやめましょう。
絶対、成長しませんから、楽しくないですから。
と言うことで、いろんなカテゴリーの方と触れ、いろんな情報を知ることができることを意識していきましょう。