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戦術論第1回 「送りバントの有効性」
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
ジャーナリストの氏原です。
今日から新しいテーマでお送りします。もともと予定していたものは4本ですが、今回は5本を用意できると思います。テーマは「戦術論」。甲子園や各府県大会で面白い企画があったら、そちらの方もリポートしていきたいと思います。
いくらジュニア世代は「育成」が大事とはいえ、試合をする以上は勝敗を競います。勝つを目指すのは当たり前なので、その中で、どういう戦術を取るといいのか。世間ではこういう考え方が当たり前になっているけど、実際どうなの?という意見交換としても、いい機会になるのではないかと思っています。
20年ほど野球ライターをやっているのでかなり試合は見ていますので、参考にしてもらえればと思います。
第1回目の今日は「送りバントの有効性」です。
正直にいうと、個人的には「送りバント」は嫌いです。世の中からなくなればいいくらいに思っています。しかし、例外が一つ存在します。それは、2003年夏の岩国高校くらい、極められるなら話は別です。#でもあそこまで徹底するのは労力がいるのでオススメしません
では、2003年夏の岩国は何が凄かったのか、説明します。
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