全国大会の意義を考える

おはようございます。
初めて息子と野球体験会に参加してきた氏原です。息子が野球をやるかはさておいて、パフォーマンスぶりを見ていると、実生活での家庭の影響って大きいんだろうなと感じました。

さて今回のテーマは「全国大会の意義」になります。
みなさん、どう思いますか?
全国大会って必要ですか?
高校野球、甲子園って意味ではなくて、それぞれのカテゴリーである全国大会についてです。学童、中学、高校、大学。必要でしょうか。


第1回 全国大会はなぜ始まったか


今年3月、全日本柔道連盟が小学生年代の全国大会を廃止にすることを決定しました。

このニュースを聞いて、みなさんどう思われました?

僕はえ?柔道界が?マジで?
と思いました。

実は、こう見えて、柔道ライターをやっていたことがあります。
と言っても、柔道専門のライターという意味ではなく、「柔道の記事も書けるジャーナリスト」です。過去に井上康生の記事をNumber 本誌に書いたこともあるくらいなんです。

その経緯はさておいて、柔道界を取材していて思うのがは野球界並み、いやそれ以上に体質の古い業界であるということです。

練習は長時間だし、根性が基本線。丸坊主がほとんど。試合に負けたら、ほとんどの監督が「根性が足りない」という敗因を口にします。

確かに、体力が持ち切らずに試合に負けるという場面は多いのですが、それは根性ではなくて、練習の内容が試合に直結していないだけのような気がするのですが、柔道はそんな業界です。

そんな柔道界が動いたのです。
これほどのビッグニュースはないなと思いました。
柔道界が動いたんたぞ、と。

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