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夏の甲子園速報 第4回 「考える力」
甲子園決勝戦を終えて、埼玉県に帰ってきた氏原です。
今大会はレベルが高いか、低いかで聞かれると低かったと思います。しかし、甲子園そのものの大会のレベルが高い・低いの基準ってなんだろうって考えたときに、「個の力」なのか「勝つための戦術レベル」なのかで全然違ってくるのかなと思います。
そして、レベルが低かったら、アカンのか?って聞かれると、そうでもないように思います。
例えば、決勝戦は走塁のクオリティーが低かった。けど、それって、別に今、高くなくてもいいんじゃないかっていう議論にはなりますよね。
うん、智弁が走塁で流れを変えられる要素があったのはもったいなかったですけど、そんなもんでいいんじゃないかと。
走塁練習に費やす時間はそう多くなくていい。意識付だけでいいのかなとも思いますし。
ともあれ、そんな第103回大会全国高校野球選手権大会は、智弁和歌山についてはしっかり触れなければいけないのかなと思います。
智弁和歌山の戦いぶりから学ぶもの
智弁和歌山については「甲子園は通過点です」の第3章で取り上げていますが、中谷監督は今大会、ほとんど本音を喋っていないというのが僕の印象です。
これには理由があります。中谷監督の野球が正しいという認識がされれば、ややもすると、前任の高嶋仁の批判につながりかねないからです。
メディアが高嶋さんの味方だろうと思えば、本音は語れませんよね。
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