打者育成
今月のテーマは「打者育成」です。
投手育成と違って、打者育成には答えがほとんどないのではないかと僕は思っています。投手は自分主導で投げることができますが、打者は常に受け身です。
理想的なバッティングフォームというものは存在しますが、相手投手に合わせるので、結局は、対応力が大事なので、理想をどう作るかなどは相手によって変動するものなのではないでしょうか。
今月はモデレーターにも投稿してもらいますが、指導を通じての体験とか、こういうことをすればうまく行った、などという情報を共有し合うのが、打者育成ではいいのではないかと思っています。
打者ほど「十人十色」だと思うので、「これが正しい」よりも「こういうのもある」というのを一つでも増やしていくことが必要なのではないでしょうか。
右、左で括ってもいけないし、同じ左でも、右投げ左打ちと左投げ左打ちでも異なってくるでしょうしね。パフォーマンスアップトレーナーの高島誠さんも「軸足は人によって違って、時に前足の選手もいる。体が前に行っていても軸足が前なら、トップを作った状態を維持できるので崩されたことにはならない」という話をされていました。
「それぞれ」あるということです。
で、第一回目の今回は、がっつりと記事を読んでもらうというよりも、みなさんどっちがいいと思いますか?という振り方にします。
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