雇用のミスマッチ状態は問題提起すべきでしょう。
現実から目を逸らすことなく、しっかりと向き合っていくべし。
まぁ、世の中には明るいニュースもあれば、暗いニュースもあります。これはいつのご時世もしかりですよね。
ということで、なるべく明るい話題をお届けして元気を届けたいとは思うものの、現実から目を逸らすことなく、ネガティブな問題にもしっかりと向き合っていかなければなりませんからね。
そうそう、問題提起ですよ。
私が信用調査機関として使っているのは東京商工リサーチや帝国データバンクあたりです。東京商工リサーチの担当者とは時々情報交換兼ねて電話でのやり取りもしています。
その東京商工リサーチより、上場企業が今年に入って募集した早期希望退職者数に関するトピックスが発表になりました。
結論から言うと、爆上がりですね。人員削減のために希望退職を募集する動きが広がっているという状況です。
世界全体で9000人の削減を決めた日産自動車をはじめ、国内で知れ渡っているメーカー、自動車、家電、薬品といった各分野でのトップブランドの企業が人員削減に奔走している、そんなデータです。
年齢にもよりますが、早期希望退職をしたとしても、その後の人生設計を考えるとまだまだ働かないといけない人も多いでしょうからね。
ほんと、何かと大変だと思います。
中でもグローバル展開する製造業、業種別にでは電気機器で大規模な募集が増えているとか。
日本の製造力の低下、グローバル経済の低迷が悩ましいところです。
もちろん、人員削減する業種もあれば、構造的な人手不足に陥っている業種もあります。
完全に「雇用のミスマッチ」状態ですね。
我々の建設業界でも、特に住宅関係の新規着工数が減少していますが、これは人手不足や働き方改革により建設コストが上昇していることに起因し、これが需要低迷を招いて悪循環に陥っているようです。
日本だけの問題ではないのでしょうが、経済対策が喫緊の課題となっています。
「雇用のミスマッチ」をしっかりと問題提起しておきたいと思います。
そして自己防衛。
これからの日本は確実に人口減少となり、それに起因する予算規模の縮小などは避けて通ることのできない課題となっています。
地方行政もこれからは統合が進んでくるでしょう。ゴミ処理やし尿処理場あたりもすでに広域施設となっていますよね?
同じように企業だって統合も一つの選択肢となってきます。
現実から目を逸らすことなく、未来をしっかりと見据えて取り組んでいくことが求められます。
おまけの写真は地元が誇る火の国チャーハン。この日は祝日だったのでチャーハンランチがなく、よってチャーハン単品のみ。でも・・単品だと丸くないですね。苦笑
ちなみにコチラがチャーハンランチ。