8月24日はプロレスエンターテインメント・FMWEの主催興行です。
歴史を、伝説を、そして昭和のプロレスをしっかりと体感して欲しい!
私が好きだった昭和のプロレス、勝手に前半期と後半期に区別しますけど、前半期は「ヒール=外国人レスラー」という、実にわかりやすい構図でした。
アントニオ猪木を苦しめたタイガージェット・シン、ジャイアン馬場を苦しめたアブドーラ・ザ・ブッチャーなど、私がよく知らない力道山時代も含めてそうだったと思います。
まぁ、ある意味、プロレス人気はベビーフェイス(ヒーロー)を痛めつけるヒールレスラーによって支えられていますからね。苦笑
初代タイガーマスクの大ブームを見れば分かるものです。
でも、日本ではヒールレスラーを演じる外国人レスラーであっても、本国ではベビーフェイスでヒーローですからね。
アンドレ・ザ・ジャイアントしかりですよ。
後半期はロードウォリアーズやハルクホーガン、スタンハンセンなど、その際立つ個性がベビーフェイスやヒールといった線引きを無くしたように思います。
まぁ、ブッチャー人気も後半は凄かったですからね。
そういっ中で、一貫して外国人レスラーであってもベビーフェイスとして人気を博していたのが「ザ・ファンクス」です。
ご存知の通り、兄のドリー・ファンク・ジュニアと弟のテリー・ファンクによる兄弟チームで、全日本プロレスで活躍しました。
弟のテリー・ファンクは気性も荒く、そのファイトぶりから「テキサスの荒馬」と呼ばれていましたが、2023年8月23日(日本時間24日)、79歳で亡くなりました。
兄のドリー・ファンク・ジュニアは今もなお健在で、テリー・ファンク同様にプロレス界において永遠に語り継がれる伝説の一人であることに間違いありません。
そんなドリー・ファンク・ジュニアは、私にとっても憧れの・・というか、ほんと伝説のレスラーです。
ちょっと前置きが長くなりましたが、いよいよです。8月24日はプロレスエンターテインメント・FMWEの主催興行です。
ちょうどテリー・ファンクの一周忌というタイミング、そして大仁田厚50周年という大きな節目とくれば、そう、ドリー・ファンク・ジュニアに来日してもらうしかありませんね。
FMWEのリングに上がってもらうしかありませんよ。
ドリー・ファンク・ジュニア最後の来日。そしてラストファイト。
歴史を、伝説を、そして昭和のプロレスをしっかりと体感する、目に焼き付ける、そんな一日となりそうです。
おまけの写真はもちろんコチラです。