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不況型に人手不足。倒産急増に備えることが急務。

企業変革に待ったなし。大胆かつ繊細に取り組むのみ!


東京商工リサーチと帝国データバンクは日頃から活用している信用調査会社です。もちろん、取引相手先企業の与信調査としての活用ですね。

まぁ、それでも最後は全て「自己責任」でしかありませんけどね。

倒産確率からどう判断する?与信限度額はどう設定する?

はい、全て自己責任なんですよ。

さて、その帝国データバンクから先日、2024年度上半期の全国企業倒産集計が発表されました。

いやいや、随分と倒産件数が増えてきましたね。ゾッとします。

全業種の倒産件数は18.6%も増えた4990件で、半期ベースでは実に6期連続増加となっています。

そして、我々の建設業の倒産件数は9.5%増の921件となっています。

大事なことはその倒産理由だと思いますが、販売不振などの「不況型倒産」が相変わらず一番多いようです。不景気ってことです。

その中で、一番着目すべきは、ここ数年急増してきている「人手不足倒産」です。

ちなみに建設業は、いわゆる人手不足倒産、後継者難倒産、物価高倒産、これが最も多い業種となっており、とりわけ「人手不足倒産」は決して他人事ではありません。

少人数でのオペレーションを可能にする、付加価値を高めて魅力ある高待遇を実現する、そして新しいビジネスモデルへの転換を図る、といった対応が求められます。

この他にも色々とあるでしょうが、とにかく手を打つことで、世の中の変化に対応していくことがマストです。

そう、企業とは環境適応業ですからね。

わが社も「変化こそ常道」とは、単なる掛け声ではありません。世の中の変化に対応することを最大のテーマとしています。

特に今期は「繫ぐ」という経営スローガンを掲げてやっていますが、繋がりの中から新しいビジネスモデルを構築する一年としています。

いずれにしても、待ったなしです。

大胆かつ繊細に取り組んでいくのみです。


今朝はそんなメッセージをお届けしました。おまけの写真はこんな一枚。沖端川(おきのはたがわ)での一枚です。大牟田川副線バイパス・沖端川大橋ですね。

沖端川

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