「日本の子ども人口時計」ってご存知ですか?
695年後の未来を変えるため、今の時代にやるべきことをやろう。
「日本の子ども人口時計」ってご存知ですか?
これは、東北大学経済学研究科の吉田浩教授らが開発したツールで、子どもの減少という社会現象を時計という形で「見える化」したものです。
この「日本の子ども人口時計」で表示されるのは、子ども(0歳から14歳)が1人になるまでの時間を秒刻みでカウントダウンしている時計なのです。
どういったものか?
はい、ご興味のある方は「日本の子ども人口時計」で検索してサイトをご覧くださいね。
まぁ、確かに見える化、数字がリアルタイムにカウントダウンされると危機感も出てきますよね。
ちなみに細かな数字はさておき、その時は695年後に来るようです。日本で子どもが一人しかいないんです。
もちろん、そんな遠い未来の話では、私も、貴方も、そして孫も生きていない時代なので、ピンと来ない人も多いと思います。
でも、大切なことは「子どもが1人になる」ときではなく、少子化の加速にあります。
今から695年後。
つまり、子どもが1人になる時点は2720年1月5日となっていますが、同じ条件で2023年4月1日時点での計算では2821年10月27日だったんです。
そう、わずか1年で100年ほど早まっているんですよ!?
しかも、少子化の加速による影響は695年先ではなく、今の時代、この瞬間にも起きているんです。
それが、「中福祉中負担」と言われるわが国の社会保障制度の崩壊の始まりです。
原因は二つしかありません。
一つは出生率の低下であり、もう一つは生涯未婚率の増加です。
これでは少子化の加速も明白です。
沢山の子どもを育てる経済的余裕がない、将来に希望や期待感を抱けない、ということ。
結婚して家庭を持たなくてもよい、一人の方が気楽だし、お金も時間も自由に使えるし、SNSや好きなことを通じた交流もあるし、別に寂しいとも思わない、ということ。
そんな社会です。
もちろん、一人ひとりの価値観が多様化し、それが受け入れられることに対しては、何ら異を唱えるつもりはありません。
でも、先ほど書いたわが国の社会保障制度の「崩壊の始まり」は何とかしなければなりません。
消費税を25%にして「高福祉高負担」なんて社会は・・やがて行き詰まるだけですからね。
やっぱり出生率アップと生涯未婚率減少を促す施策が求められますね。
おまけの写真は、最近良く飲んでいるドリンクの紹介です。ストレス緩和、睡眠の質向上、腸内環境改善、いずれも今の私に必要なテーマですからね。