
健常者はスポーツをやった方がいい。しかし、障害者はスポーツをやらなければならない。
障がい者スポーツの振興・普及はライフワークなり!
「健常者はスポーツをやった方がいい。しかし、障害者はスポーツをやらなければならない」
これは、パラリンピックで1984年から夏冬合わせて16大会に出場し、陸上やノルディックスキーなど、金メダルだけで何と15個をも獲得しているスイスのハインツ・フライさんの言葉です。
2021年に開催された2020東京大会でも自転車ロードレースで銀メダルに輝いています。
いやいや、60歳を超えてのメダリストですよ!?
まさに快挙だし、障がい者アスリート、いや全アスリートにとって「希望の人」ですね。ほんと、素晴らしい金言ですよ。
「健常者はスポーツをやった方がいい。しかし、障害者はスポーツをやらなければならない」
私は先日「スポーツ施設管理者のための障がい者対応講習会」を受講したんですが、その時に衝撃受けた言葉なんですね。
大切なことは、その言葉の意味するところです。
皆さんはどのように解釈しますか?
では、一つのアンサーです。もちろんハインツ・フライさんの言葉です。
みなさんのように、足のある人たちは健康維持やダイエットのためにスポーツをした方がいいと言われますよね。
でも、私たち障害者にとってスポーツをすることは「自立心を育てること」なんです。
重度の障害ではないのに、すべてを家族に頼りっきりになるのはフェアではないですよね。自立するには、まずトレーニングをして、自分自身で動かせるようにしなければなりません。
そして、日常生活では家事をして、移動もする。失ったものを求めるのではなく、下半身が動かなくても、できることを探さなければなりません。
ほんと、目から鱗ですよ。
自立した生活を過ごすためにまずは体力をつけること、そして自立心を養うことなんです。自らに誇りを持つことなんです。
私も障がい者スポーツの振興、普及はライフワークですね。
おまけの一枚はマグロちゃん大好物の一品。はい、しんこ団子ですね。しんこだんご専門店「幸吉」天保山店です。香ばしさが最高ですよ!
