今の無関心社会を憂いています。だからこそ、伝えたいこの思い。
無関心なんてクソ喰らえ、悪口も批判もウェルカムじゃ!
去る4月14日に開催されたプロレス興行・FMWEにおいて、今回もしっかりとサポートさせて頂きました。
そして、メインイベント前には恒例(!?)となっている挨拶の機会も頂きましたので、紹介させてもらいます。まぁ、概ねこういった内容だった、ということで。笑
リング挨拶全文
FMWEの大会にお集まりいただき。ありがとうございます。
本当に多くの皆様にお集まりいただきました。
さて、この4月は、大仁田さんがデビューした月、つまり今日は大仁田さん、50周年となる大きな節目の大会でもあります。
50年続けられたということは、ファンの皆様から支持され続けたということでありますので、まず持ってファンの皆様に心から感謝申し上げます。
ほんと、皆様から支持されなければ、すなわち、相手にされなければ、ここまで続けることなんて出来なかったと思います。
私はこの「相手にされない」ということ、これは「無関心」という言葉に置き換えることが出来ると思います。
無関心。
話しは少しそれますが、今、この国で、私は無関心な出来事があまりにも多いように感じます。
見て見ぬ振りをする、つまり無関心を装うことで、卑劣なイジメが子供のみならず、大人の社会でも横行しています。
絶対あってはならないことですが、自らの命を絶ってしまう人の多さは、この国の異常を表しています。
そして、本当に怖いのは、無関心を装っているつもりでも、ホンモノの無関心者となってしまうことです。
隣で何が行われようとも気にもしない、そんな社会です。
例えば、ホームで子供が線路に落ちそうになったら条件反射的に体って動きますよね。
でも、「あっ、落ちそう」と、ただ見ているだけの傍観者や、そもそも、線路際にたっている子供の危なさに気付かない、いや危なさどころかそんな子供の存在にすら気付かない、そんな社会です。
無関心やめましょうよ。
大仁田さんは50年というプロレス人生の中で、7回も引退しています。そして、電流爆破コンテツンを作り上げたことで、批判的な言葉を浴びることも多かったです。
でも、少なくても悪口を言われること、批判されること、イコール無関心ではないということです。
だからこそ、悪口を、批判を、自らのエネルギーに変えることが出来ている、これが50年続けてこられた大仁田さんの秘訣だと思います。
無関心なんてクソ喰らえ、悪口も批判もウェルカムじゃ!
って、そんな学びですよ。
そんな大仁田さんの生き様を、今日も皆様と一緒に、しっかりと見届けたいと思います。
さぁ、いよいよメイルイベントです。
大仁田さんデビュー50周年となる大きな節目の大会とはいえ、「電流爆破全部やります」って、いやいや、大丈夫なんでしょうか?
ほんと、私の中ではここ、鶴見電流爆破アリーナの電源が持ち堪えるのか、邪道ロケットが発射されるのか、気になるところであります。
でも、しっかりとテンション上げて、ボルテージをあげていきたいと思います。
皆さん、これからの非日常、大仁田ワールドの織りなす感動体験を、心して、心して、味わってください。
本日のご来場、誠にありがとうございました。
曙さんを偲んで
この日は試合開始前に曙さんを偲んでの10カウントゴングも行われました。
私は2012年8月に行われた大仁田さんとの有刺鉄線電流爆破マッチを思い出します。壮絶な一戦でしたね。
考え方や礼儀作法は日本人より日本人らしいと言われていた曙さん、ご冥福をお祈りいたします。
おまけの写真はFMWE会場からの一枚。真心こめてセッティングさせていただきました。