危機感、緊張感のなさが招く結果。
危機感なき茹でガエルになってはならない。
第50回衆院選が終わりました。
就任間もない石破茂首相、何より政権与党であった自民党・公明党にとっては大変厳しい結果となりました。早速、与党での過半数割れにより、石破総理や幹部の責任を問う声が高まっているようです。
これからの政権の枠組みがどうなるのか分かりませんが、これは成り行きを見守るしかありません。
そもそも、私は石破茂首相は「火中の栗を拾うようなもの」と思っていましたからね。
自民党派閥による裏金事件で勃発した「政治と金」問題が一番影響したことですが、それは石破茂首相というより、岸田文雄前首相による約3年間の政権運営の中で起きたことですからね。
しかも、仮に派閥裏金に関係する多くの議員から支持されていた議員が首相になっていたとしたら、今回の選挙結果は火を見るよりも明らかではないでしょうか?
だからこそ、石破茂首相は「火中の栗を拾うようなもの」と、私は思った次第なんです。
衆院選とは、まさに政権をかけた戦争ですからね。
そんな石破茂首相が選んだのは「短期決戦」でした。自民党としては・・というか、私個人の感覚としては「最善の策だったのでは?」と思いましたけど。
それでも結果は結果。政権与党は大きく議席数を減らしました。
政治不信が始まったのは派閥裏金問題で、これが引き金となって岸田文雄前首相は退陣し、今回の総選挙となりました。
それにも関わらず、2,000万問題が出たことは、自民党本部の危機感欠如の表れでしかありませんからね。
まさに自ら蒔いた種。
国民の怒りをしっかりと認識していない、繰り返しますが危機感の欠如、緊張感もなかったのでしょう。
危機感なき茹でガエルになってはならない。
そういうことですよ。はい、それを学びとしてやるだけですね。
しかし、昨今の国際情勢や経済状況を考えると、政治の混乱、政治の不安定、これでは困りますが・・やれやれ。
そうそう、私が選対本部で活動していた福岡7区ですが、かなり心配していたものの、無事当選することが出来ました。ホッと一安心ですね。苦笑
おまけの写真はディナーの紹介です。題して「たこ焼きが出来上がるまで!」ですね。笑