見出し画像

結局、「国民の声を聞く力」とは何だったのでしょうか?

当然の選択や当たり前と言われることが「国民の声を聞く力」の一つの形なり。


「私の内閣において進めてきた政策を引き継ぎ、発展させていくことができる方は誰なのか、しっかりと見ていきたい」

これは、任期中最後の外遊から帰国した時の岸田総理の言葉です。

外遊も必要・・というか、そもそもこの言葉を変えるべきでしょうね。

あまりにも「遊」、つまり「遊ぶ」というイメージが強いように感じます。

まぁ、それもあってか「能登半島の被災をさておいて家族で卒後旅行をやっている場合なのか!」といった批判も多かったようです。

話しは少しそれますが、この「遊」という文字には「よその土地に出かける」という意味があり、それを使っての「外遊」となっているようで、他には選挙の時にも「遊説」という言葉が出てきます。

決して「遊び」ではないのですが・・やっぱり「遊び」のイメージは拭えません。

もちろん外遊には、二国間外交や多国間外交など、重要な役割があることは誰もが知るところです。

今回の外遊でも日本、アメリカ、オーストラリア、インドの4か国による「クアッド」首脳会合や、ウクライナのゼレンスキー大統領との会談など、重要スケジュールもありましたからね。

特にアメリカ大統領との会談では日米同盟や安保協力の路線の確認など、その方向性を確認することは、例え退任が決まっている総理と大統領であっても大事なことだと思います。

国際社会が混沌とする事態だからこそ、世界平和、価値観などを同じくする国との連携は不可欠なんです。

日本一国だけではどうにもなりません。

だからこそ、遊びではありません。

真剣に「外遊」という言葉、単語を変えるべきだと個人的には思うのですが。

いかがでしょうか?

さて、岸田総理の掲げた「国民の声を聞く力」です。

結局、「国民の声を聞く力」とは何だったのでしょうか?

正直、支持率は大事だと思います。

それはポピュリズムということではなく、信念持ってやることが支持されれば少なくても20%程度の支持率はないだろ、と考えます。

そこに「私の内閣において進めてきた政策を引き継ぐ者」と言われても、それは違和感でしかないのではないでしょうか。

私は今回自民党総裁選に立候補している林芳正官房長官が能登半島被災地対応を専念するために総裁選の選挙活動を中止したことを評価したいです。

「当然の選択」「当たり前」という声も多いようですが、当然の選択や当たり前と言われること自体、私は「国民の声を聞く力」の一つの形だと、そう思います。

色々な情報を集めると、林芳正官房長官は総裁選で上位に来るとは想定されていないようですが、私はこうした対応こそが評価されるべきだと思いますけどね。

そして、明日新しい総裁が誕生します。

私の投じた一票が影響を与えることはないにせよ、その思いはしっかりと伝えておきたいですね。

当然の選択や当たり前と言われることが「国民の声を聞く力」だと。

もちろん、それが全てではないですけどね。そこはお間違いなく。苦笑


おまけの写真はFMWE興行からの一枚です。ドリー・ファンク・ジュニアさんですね。伝説のレスラーにお会いできて大変光栄でした!

ドリー・ファンク・ジュニアさん

いいなと思ったら応援しよう!