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国民感覚とのズレがなくなることを期待します。
大切なことは人を見るのではなく、政策の中身を見るということ。
自民党と立憲民主党は政治資金で使途を非公開にできる「公開方法工夫支出」をめぐり政治改革関連法案から削除することで合意し、関連法案が成立しました。
すなわち、自民党は当初案を撤回し、使途の公開義務のない政策活動費については、例外を設けずに廃止となります。
今回の結果は、多くの国民が望んでいたことではないでしょうか。
元々「党内野党」とも言われていた石破茂首相なので、法案を成立させたことに堂々と胸を張って欲しいですね。
そもそも、わが目、わが耳を疑ったのが「公開方法工夫支出」なるものの新設です。
これは、外交上の秘密を守る必要がある場合、有識者のプライバシーを保護する場合、営業上の秘密が絡む場合、これらについては支出先を非公開に出来るというものです。
もちろん、政治の世界においては、外交上の交渉や特定個人のプライバシー保護が求められる場面もあると思います。
しかし、それ以上に非公開であることを悪用してしまう、すなわちこれまでの政治資金の不正使用に関する疑念を多くの国民が抱いているのが、先の総選挙の結果だと思います。
従って、「公開方法工夫支出」なるものでは、結果的に非公開となり、国民の知る権利が損なわれると批判されていました。むしろ、「改悪」ではないのかと。
まぁ、私も政治家と国民感覚のズレを感じずにはいられませんでしたからね。
いずれにしても、一つひとつの法案について、是々非々で議論されることは良いことです。
与党案には野党が反対する、野党案は与党として却下する、ではなく、与野党関係なく一つひとつの法案について議論されることこそが、政治においては大切なことだと思うからです。
ビジネスにおいても然りですよね?
アイツの提案なんて採用しないよ・・そこに人間関係、つまり「好き嫌い」が判断基準としてあれば、ほんと「どこ見て仕事してんの!?」ってなりますからね。
貴方も気を付けて下さいね。笑
そして、政治のもう一つの大きな課題は、いわゆる「103万円の壁」です。
これには財源の裏付けが絶対不可欠なので、議論の行末をしっかりと見守りたいと思いますね。
国民受けの良い言葉を「言いっ放し」では済まされませんので。
おまけの写真は福岡県筑後市長浜にある「鶏SHOW」さんでの一枚です。パスタ、ピザ、サラダ、地鶏、焼きカレー・・豊富なメニューの全てが絶品ですね。マグロちゃんおススメのお店です。
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