「握った手の数、歩いた家の数しか票は出ない」に学ぶ。
自ら足を運ぶことで聞こえてくる「生の声」に耳を傾けよう!
今日から自由民主党総裁選挙が始まります。本日告示で2 7日が開票です。
ということで、今朝はこんな話題をお届けします。
「握った手の数、歩いた家の数しか票は出ない。余計なことは考えずにともかく歩け」
これは昭和を代表する大物政治家・田中角栄さんが、最後の弟子と言われる石破茂さんへ伝えた言葉らしいです。
握った手の数、歩いた家の数しか票は出ない・・「なるほどなぁ」なんて思ってしまいましたけどね。
まさに「アナログの極み」だと思いますが、そういった時代だったのでしょうね。
言葉を変えると「どぶ板選挙」ですね。
そういえば、小泉進次郎さんなんて多くの聴衆を前にした演説を行い、そしてSNSをフルに活用しているので、どちらかといえば「どぶ板選挙」とは真逆のイメージですからね。
あっ、あくまでも私のイメージということで。苦笑
でも、「どぶ板選挙」こそ、大事な政治活動の原点だと思います。
もちろん「単に数をこなせば良い」ということではなく、有権者の元に自ら足を運ぶことでしか耳に出来ない「生の声」があるということです。
人と人の繋がりをつくる、ということでしょうか。
「どぶ板選挙」に似たようなものに「現場100回」という言葉があります。
「事件解決のヒントは必ず現場にある。だから現場に百回足を運んで答えを見つけろ」といった刑事ドラマでよく出てくる「現場100回」という言葉ですが、これも「どぶ板選挙」に通じるものがあると思います。
いや、他にもありますね。
私が社会人として鍛えられたトヨタイズムでも現場主義、まさに「現場100回」でしたからね。
現場を見なければ問題なんて分からない。現場を見ればこそ正しい答えも導き出せる。それがトヨタ生産方式の考え方でしたからね。
そうそう、我々の提案営業でも然りです。
私も良く「今日はどぶ板営業だよ」という表現を使いながら動き回っていますからね。
事務所に座っていても仕事にはならない、これは紛れもない事実です。はい、一人の営業マンとしての私の経験則です。
もろちん単に名刺をばら撒けば良い、ということではありませんけどね。
それでも、会った回数、人数、配った名刺の数がバロメーターであることに違いはありません。
おまけの一枚は出張先での空港にて。青い空は嬉しいのですが・・9月に入っての猛暑日は勘弁願いたいですね。
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