我々のビジネスは別に魚を釣ってるわけじゃありませんからね。
品格ある言動は、品格ある言葉遣いから!
田舎町の工業高校卒業で社会人となった私は、5年ぐらい経過した時に突然勉強に目覚め、そして25歳の時に中小企業診断士という資格を取得しました。
今から35年も前の話なんですが、当時は超難関と言われていた国家資格の一つであり、それは3次試験まであったんですが、その全ての試験を一発でクリア出来たのです。
ほんと、それを合格率にすると僅か数パーセントということになります。
いやいや、それにしても良く勉強していましたね。苦笑
さて、その時に学んだ科目の一つにマーケティングがあり、実に様々なマーケティング理論を学んだものです。
そんなマーケティングを学んでいる時に、「魚釣り」に例えられていたことを思い出します。
長くなってはアレ(アレとは文字起こしが疲れるということ。苦笑)なので、ざっくりと書きますね。
マーケティングのファーストステップは市場調査です。かっこ良く言えばマーケティングリサーチ。(あっ単なる英訳ですが。笑)
つまり「どこにどんな需要があるのか?」ということで、魚釣りだと「海や川のどの場所に魚が沢山いるのか?」ということになります。
次のセカンドステップはターゲティングです。我々のもつサービスや技術をどんなクライアントに提供するのか?つまり「お客様は誰なのか?」ということで、魚釣りだと「どんな魚を狙うのか?」ということになります。
そしてファイナルステップはアクションです。
お客様に「どんなアプローチをするのか?」ということで、魚釣りだと「撒き餌は?釣り糸は?餌は?」ということになります。
それらがマッチした時に、魚釣りにおいては魚の食いつきが良くなる、ほんと、爽快な気分になりますよね。
まぁ、ざっくりですが、そんな感じです。
でも、一番大切なことがあります。
それは、我々のビジネスにおいては魚ではなく「人間」を相手にしているということです。
もちろん、例え話としてマーケティングのヒントを得ることは大事です。
でも、日頃からのセールストーキングで「この商品はお客様の食い付きがいいですよ!」なんて、ほんと一人ひとりのお客様に寄り添った提案なんて出来ているの?って思われてしまいますからね。
何より品がない。苦笑
品がないと言えば、「唾をつけておく」という言葉も同様ですね。
いずれにしても、品格ある言動は、品格ある言葉遣いからですよ。
はい、私も気を付けたいものです。
おまけの一枚は辰のお香立てです。今年の干支ですよね。私も甲辰年生まれですからね、辰のように力強く舞い上がる、そんな魅力的な一年としたいですね。