世襲制度は全然オッケー。だからこそ、気をつけることもあります。
政治も企業経営も凛として王道を歩むべき!
事業承継のやり方について、世襲はよくあることです。私も経営者の端くれなので、その有効性、重要性は理解するものです。
ほんと、ある意味オーナー経営者は孤独なんです。でも、それはしょうがないことです。その立場でしか受けることのないプレッシャーってありますからかね。
その苦悩は誰も理解できないでしょう。
だからこそ、心底信頼できるパートナーの存在が大事なんです。もちろん社内に右腕となる人材がいればいいですが、なかなか・・ですからね。苦笑
そこで身内ってことなんです。
これは政治の世界でも当てはまると思います。よって、私は世襲議員も否定していません。
いや、むしろ政治家である親の背中を見続けながら帝王学を学んできたのであれば、後継者として最適任者だと思います。
だからこそ、親は時として厳しく接しなければなりません。
最近メディアを賑わせているこの出来事には残念でしかありません。
はい、わが国の総理である岸田首相の長男、そもそも首相秘書官って立場がどうなのかな?とは思いますが、その長男が公邸で親族と忘年会を開き記念撮影をしてメディアを騒がせている件です。
ほんと、情けない写真ですよね。
総理の口から「遺憾なことだ」と述べられたということは、やはりNG行為であったことは明らかなんでしょうね。
また、総理からは「適切さを欠くものであり、国民の不信を買うようなことであるならば、これは誠に遺憾なことであると。わたしから本人に対して厳しく注意した」ともありました。
まぁ、前回の観光騒動もあり、初めての不祥事ではないですからね。
よって、求められるのは「適切さを欠かない処分」だと思います。はい、流石に秘書官更迭以外にはないと思いますけどね。
混沌とする世界情勢の中、先行き不透明な日本経済の中、安定した政権運営でどっしりと構えて、厳しい荒波の中でしっかりと舵取りをして日本を希望のある国に導いて欲しい、私は心からそう願います。
はい、かくいう私も自民党員ですし、岸田政権には心から期待しています。もちろん応援もしています。
だからこそ、国民の不信を買うようなことなく、堂々と政治の王道を、多くの国民から信頼される適切な政治が行われることを切に願います。