乱気流ごときで機体が壊れることはありません。
フライト中はベルト着用がマストです!
「晴天乱気流」とは聞きなれない言葉です。
さる5月21日に突然の乱気流に見舞われ、タイの空港に緊急着陸したシンガポール航空機。
しかも、悲しいことに死者まで出ましたからね。ほんと、ただ事ではありません。
この時の原因が「晴天乱気流」とも言われています。
晴天なのに乱気流ってどういうことだろう・・そんな素朴な疑問が湧きましてね、ちょっと調べてみたんですよ。
晴天乱気流とは「晴れた場所・雲のない場所で発生する急な風の変化」とありました。
見識者の説明では、その発生原因として、互いに接近する2つの巨大な気団が異なる速度で移動、速度の差が大きい場合に、大気はその緊張に耐えられなくなり水の渦のような乱流パターンが発生する、とありました。
うーん、分かるようなわからないような。苦笑
ちなみに気団とは、空気の性質が水平方向に広い範囲にわたってほぼ一定になり、一つの塊と見なせるようになった状態とのことらしいです。
いずれにしても、視覚的な兆候を全く伴わずに起きる気団の不安定な移動、つまり現代の気象科学では予測不可能らしいです。
不安になりますよね。
しかも、異常気象の影響もあってか、年々増えているとか。
身近なところでは、東京湾上空も地形の影響で風速の差が出やすく、晴天乱気流の報告も多いとか。
怖いですよね。
でもね、怖がっても、機内にいればどうすることもできませんからね。「なるようにしかならない」ということです。
パイロットを信じるのみですよ。ほんと。
そこで、安心ネタを一つ。
機体は乱気流に十分耐える強度があるそうです。つまり、乱気流ごときでは壊れない、ということです。
そう、だから「なるようにしかならない」上空では、とにかく突然の揺れを想定して、ベルトを着用することですね。
ちなみに機内ではトイレにも立たない私なので、ずっとベルト着用したままですよ。笑
おまけの一枚は出張先での朝食。シンプルな和定食でしたが、ご飯がとってもGOODでしたね。ライベストイン奄美さんでの朝食です。