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全ての審判が投開票日に下される、それが民主主義国家です。
「頼まれごとは試されごと」を忘れることなく日々やり切るのみ!
一昨日の夜、石破茂首相は首相官邸で就任後初の記者会見に臨み「国民からの納得と共感なくして政治は出来ない」といった旨の発言をされていました。また「謙虚で誠実で温かい政治を行っていく」とも述べていました。
はい、もちろん私は共感しますし、期待もしています。
だって、同じ日本人として「わが国を良くしたい」という思いはみんな同じですよね?
でも、早期解散に言及したことで、しっかりと国会議論をしてから!・・しっかりと政治結果を出してから!・・早期解散に否定的じゃなかったのか!・・などなど、批判する声もかなりあるようです。
まぁ、そこは一人ひとりの判断になるんだと思いますけどね。
私は能登半島含めた災害復興に向けた来年度予算編成も最優先されるべきなので、そういった国会日程も含めての政治判断であれば、別に早期解散でも構わないと思っていますけど。
それに、10月27日が投開票だとすれば、約1ヶ月もありますからね。
全ての審判がその日に下される、それが民主主義国家の姿ですよ。
その時までにしっかりと政策を見極めて、そして一人ひとりが選挙に行くことですね。
さて、その総選挙です。
参議院議員の任期は6年ですが、衆議院議員は4年と定められてはいるものの、いつ解散するのか?って、ほんと分からないですからね。
そもそも、参議院議員は「議員」なんですが、衆議院議員は「代議士」とも呼ばれますが、その代議士とは「国民を代表し国政を議する人」ということです。
もちろん参議院議員も国民を代表するという立場は然りなんですが、憲法では参議院より優越権を持つのが衆議院と定められていますからね。
ちなみに両議院で意見が食い違った場合は衆議院の意見が優先される、ということです。
では、参議院の役割は・・となりますが、そこはここでは割愛するとして。そうそう、この機会に皆さんも色々と調べてみると良いですよ。
いずれにしても衆議院にある優位性。従って、衆議院には常に緊張感を持って、そして、その時の民意をより国会に反映させるための仕組みが必要であり、それが解散・総選挙、そのように私は理解していますけどね。
さて、その衆議院が解散されると、40日以内に総選挙が行われます。衆議院ではわが国の総理を選ぶ権限があるので、よって「政権選択」選挙だと良く言われます。
今回は10月9日解散、10月15日公示、10月27日投開票となります。(正式ではありませんが、ほぼ間違いなくこの日程です)
そして、総選挙から30日以内に特別国会が開かれ、首相指名選挙が行われるのです。
そう、もしかしたら石破茂首相ではない可能性だってあるんです。だって政権選択選挙ですからね。
だから野党は常々「解散」を突きつけているんです。従って、いざ解散となると・・野党が一斉に批判するのもどうかと思うところもありますけどね。
ほんと、もし政権交代となれば、わずか1ヶ月にも満たない首相期間となるんですよ。これを踏まえての衆院解散、総選挙だということです。
よって、私は石破茂首相の決断には批判などする余地もないと思いますが・・まぁ、そこは一人ひとりの判断で良いんだと思います。それが言論自由な民主主義国家ですから。
ちなみに私も地元選挙区では何かと頼まれごとも多くて、超多忙な日々となっています。公示前までは連日深夜までの作業が続いていますからね。苦笑
まぁ、それも「頼まれごとは試されごと」ということですが。はい、頑張るのみです。
おまけの写真は地元でのランチ紹介。この日はお客様の接待ということで、富松うなぎ屋さんでの鰻せいろですね。数年ぶりの富松うなぎ屋さんでしたけど、とにかく料理が提供される早さには驚きでしたね。
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