
失われた尊い命。絶対に悲劇を繰り返してはなりません。
大切なことはヒューマンエラーを前提とした再発防止策にある。
先日、小学3年生の女の子が大型トラックにひかれて死亡するという痛ましい事故がありました。
状況としては、午後9時すぎに大型トラックがコンビニの駐車場に入ろうと左折したところ、歩道を1人で歩いていたとみられる女の子を巻き込んだ、というものです。
トラックを運転していた男性は自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで現行犯逮捕されています。
まずは、幼くして失われた尊い命、ご家族、親族、そして学校関係者の皆様に心からお悔やみを申し上げます。
夜の9時過ぎに小学3年生の女の子が1人で歩いていた・・とは、その時の状況なので、その状況を生み出した背景に何があったのか、それはご家族や本人にしか分からないことなので、憶測で軽々にコメントなんてできません。
そういった中で、1人で外出させたご家族を非難するなんてとんでもない話です。
トラックの運転手もどこまで安全運転への配慮が出来ていたのか分かりませんので、こちらも憶測で軽々にコメントなんてできません。
ネットではまさに憶測のオンパレードですが、皆さんが好き勝手に書かれる(発信出来る)社会には、ちょっと考えさせられます。
大切なことは、起きてはならない本当に残念な事故なので、2度と悲劇を繰り返さない再発防止にあると思います。
トラック、特に大型トラックであれば、左折時に死角が出来てしまうのは、みなさまご周知の通りです。
だからこそ、その注意喚起として、安全左折時に周囲に注意を促す音声メッセージがトラックから発せられるのをよく耳にします。
繰り返しますが、2度と悲劇を繰り返さない再発防止策です。ドライバーの悪質な行為は論外としても、ヒューマンエラーを前提とした再発防止策です。
例えば、左折時に車両が接触を検知したら直ちに緊急停止する装置をトラックには義務付ける、とかどうでしょうか?
すみません。素人の私が一所懸命に考えた対策でしかありませんが。
でも、左折時はさほどスピードも出ていないので可能ではないでしょうか?
いすゞ自動車さん、トヨタ自動車さん、日野自動車さん、日産自動車さん、三菱ふそうトラック・バスさん、マツダさん、UDトラックスさん、是非ともご一考を。
いずれにしても、ヒューマンエラーを前提とした再発防止策です。
手を打たなければ悲劇は必ず繰り返されますので。
我々のビジネスでも然りです。
トラブルはしょうがないとしても、大切なことはそこからの再発防止策にあることを絶対に忘れてはなりません。
おまけの写真は出張先でのロケーションからの一枚です。まぁ、大自然を堪能できることは有難いことですよね。場所は確か霧島の辺りだったと思います。
