伝えているつもりでも、伝わっていませんよ。
「伝える」とは自分軸であり、「伝わる」とは相手軸です。
「伝える」と「伝わる」では、たった一文字違いではあるものの、その意味合いは全く異なります。
例えば「メールを入れていましたけど?」なんて、山ほど届くメールでは埋もれてしまうだけですからね。
メールチェックしないほうが悪い?
いやいや、「ふざけるなよ!」ってことにしかなりません。
電話をして、それでも繋がらない時に「電話も入れていましたけど・・」ってメールでしょ?
それが伝え方であり、伝える努力です。
あっ、伝達手段は伝える内容に応じて選択すること、これは当たり前ですからね。何でもかんでも電話では迷惑なことですから。
貴方にも経験ありませんか?電話で伝えるべき、或いは直接会って伝えるべき内容をメールで済ましていませんか?
そしてもう一つの視点です。
例えば、ビジネスシーンでよく言われるのが「報連相」の重要性です。
でも、ある懸念事項を報告したとしても、それが相手に正しく伝わらないと、的確な指示はも出てくるはずもありません。
本人は伝えたつもりでいても、それが相手には伝わっていない、ということです。
これも伝え方の問題。
もちろん、受け手がその真意をくみ取る姿勢も大事ではあるものの、受け手だって暇じゃありませんからね。
すなわち、「伝える」とは自分軸であり、「伝わる」とは相手軸です。
相手の立場で考えること。
自分の伝えたい事がきちんと相手に理解を得られるために、という視点が大事なんです。
どういった手段を用いるべきなのか?
どういったタイミングで行うべきなのか?
どういった言葉や表現を使うべきなのか?
そこを考えることです。
お客様への提案書もしかりです。
何を伝えたいのか?
どうやったら伝わるのか?
そして、どんなアクションを期待するのか?
これはマーケティングの鉄則です。
製品カタログしかり。ニュースレターしかり。施工作品の紹介しかり。
そこを今一度考えてみることですね。
おまけの写真はこんな一枚。このアイデアは勉強になりますね。姨捨SA (下り)にて。