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【デッキ解説】Lost Limit

こんにちは、ジョウリンです。

オフ会、盛んですね。ゴールデンウィークなんかは、ほぼ毎日あったんじゃないですか?
そんな中、4/28は【第8回鳥オフ】でした。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました!!!
運営の1人として参加しましたが、私個人としては今回は仲良くなれた人が何人もできてすごく楽しかったです!

今回そんなオフ会で使った【獄落鳥】が、前回に比べてちょ~~~う大幅ブラッシュアップができたので、記事にさせていただきます!!


1.今回の主役!

今回は気合の3積みです。よろしくおねがいします。

《獄落鳥》
チューナー・効果モンスター 星8/闇属性/幻竜族/攻2700/守1500
(1):このカードの攻撃力・守備力は、 自分の墓地のチューナーの数×100アップする。
(2):1ターンに1度、手札のチューナー1体を墓地へ送り、 相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。

手札のチューナーモンスターを墓地に送る事をコストに、相手モンスターをエンド時までパクれるモンスター、ついでにチューナーで幻竜族です。

☆8でコントロール奪還モンスターなので効果発動後、そのまま《真血公ーヴァンパイア》になれる。これは誰でも思い着きます。

《真血公ヴァンパイア》
エクシーズ・効果モンスター
ランク8/闇属性/アンデット族/攻3000/守2800
レベル8モンスター×2体以上
元々の持ち主が相手となるモンスターをこのカードのX召喚の素材とする場合、そのレベルを8として扱う。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):お互いはこのカードを、墓地以外から特殊召喚されたモンスターの効果の対象にできない。
(2):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。お互いのデッキの上からカードを4枚墓地へ送る。この効果でモンスターが墓地へ送られた場合、さらに自分はその内の1体を自分フィールドに特殊召喚できる。

でも流石にこいつに繋がるあたり、効果とステータス自体はかなり優秀なので、それ以外の部分
①『獄落鳥の効果を何度も効果を使う』
②『出力方法を工夫する』
③『チューナーコストを確保する』

このあたりを考えます。

①効果を何度も使う→折角名称ターン1無いし何とか活かしてあげたい。
②出力方法→《ガイザー》からは一回離れてみよう。
③チューナーコスト→出すだけ出して「効果使えません」はダサいし嫌だな。

以上今回のデッキを使う為に頭で組み立てていた思考と課題です。

解決方法とコンセプトは以下の通り!!

デッキコンセプト

①効果を何度も使う→名称ターン1が無いので《伍世壊=カラリウム》とセルフブレイクで出しなおそう!

②出力方法→《幻界突破》で《スカーレッド・デーモン》をリリースコストにして出すと場数が増えて強そう!

③チューナーコスト→《クリムゾン・ヘルガイア》が特に強くつかえそう。あと《アークシーラ》でのサーチが強いや!

主にこの上記3点をコンセプトとして掲げ、すべてを解決してくれるテーマ【センチュリオン】を軸にしたのが今回のデッキです!

2.デッキレシピ

3.何度も効果を使う為に

前デッキでも使っていた《カラリウム》は、『何度も効果を使う』の答えを出せていた気がしていたので、流用して使います。

《伍世壊=カラリウム》
フィールド魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、デッキから「マナドゥム」モンスターまたは「ヴィサス=スタフロスト」1体を手札に加える事ができる。
(2):自分フィールドの光属性モンスターの攻撃力は、自分フィールド・墓地のチューナーの数×100アップする。
(3):自分フィールドの表側表示のチューナーが戦闘・効果で破壊された場合、そのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

《カラリウム》は、《獄落鳥》が破壊されたら自己蘇生をさせることができるカード。セルフブレイクすることで、この効果を誘発させます。
なお、再度特殊召喚した獄落鳥に名称ターン1はございません!!!
1ターンに2回、効果を使うことができます!!!!!

この動きで相手のモンスターに2体パクるのが、このデッキを使っていて1番楽しい瞬間です。好き。

それに、【チューナー】全体で探しても1ターンに2回出してリクルート以外で効果を強く使えるのは僕の見た限り《獄落鳥》と《A・O・Jサイクロンクリエイター》くらいだと思っています。

《獄落鳥》の唯一性を光らせる、相棒カードと呼べるカードです。

この《カラリウム》、何なら相手ターンに置いておくだけでもか~な~り強いです!
攻撃力3000を超える大型モンスターが破壊されたらもう1回帰ってくる盤面は相手からしたら結構面倒だと思うので、自分、相手ターンどっちでも強い盤面を作ります!

なお、自分ターンの破壊手段は《ライオット》にまかせます。

《ヴァレルロード・R・ドラゴン》
儀式・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
「ヘヴィ・トリガー」により降臨。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手がモンスターを特殊召喚する際に発動できる。その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを破壊する。その後、このカードまたは自分フィールドの「ヴァレット」モンスター1体を選んで破壊する。
(2):このカードが墓地に存在する場合、自分の墓地の「ヴァレル」モンスターまたは「ヴァレット」モンスター1体を対象として発動できる。自分の手札・フィールドのカード1枚を選んで破壊し、対象のモンスターを手札に加える。

《ライオット》は《獄落鳥》を破壊し、《カラリウム》のトリガーを引く事が出来ます。
回収対象を《ヴァレット・トレーサー》にすればなんと、コストには全く困りません。
完璧コンボや!

《ライオット》を確実に落とすカードを増やすと枠を取りすぎるので、《竜の霊廟》、《おろ埋》だけ投入。
ほとんどの場合、《真血公》のランダム落としで落ちることを期待します。


4.出力どうするの?

デッキからの出力その1

《幻界突破》
永続魔法
(1):1ターンに1度、自分フィールドのドラゴン族モンスター1体をリリースして発動できる。リリースしたモンスターの元々のレベルと同じレベルの幻竜族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターが戦闘で破壊したモンスターは墓地へ送らず持ち主のデッキに戻る。

下の効果、使ったことないな?

俺の中のわくわくさん「今回は、《幻界突破》を使うよ~!」
ごろり「なにこれ?」

最初に《獄落鳥》に触るために、これで☆8のドラゴン族をリリースすれば、《獄落鳥》のリクルートが可能です。
これで《獄落鳥》に触っていこうという算段です。

リリース先として目を付けたのは〜〜〜

《スカーレッド・デーモン》
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
チューナー+チューナー以外の闇属性モンスター1体以上
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「レッド・デーモンズ・ドラゴン」として扱う。
(2):このカードがモンスターゾーンから墓地へ送られた場合に発動できる。
EXデッキから「レッド・デーモンズ・ドラゴン」1体をS召喚扱いで特殊召喚する。

このカードがドラゴン族・闇属性SモンスターのS素材として墓地へ送られていた場合、さらに相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊できる。

このモンスターをリリースして、《幻界突破》を使えば、《獄落鳥》をリクルート+EXから《レモン》を特殊召喚。さらに《獄落鳥》の効果を使ってパクったモンスターと並べられるので、《レモン》+パクったモンスターで《真血公ーヴァンパイア》をX召喚できます。
これで、《獄落鳥》を場に残しながらいい感じに盤面を広げることができます!
これで《カラリウム》と並べて相手ターンを迎えることができます!

つよそ~~~

ちなみに初動で手札に還ってくる《竜騎兵ガーゴイルⅡ》も☆8ドラゴン族なので、リリースすることでも《獄落鳥》にも繋げられます。これで妨害をくらっても貫通札的な役割も担えます。

デッキからの出力その②

とはいえ、永続魔法とかいう中々にサーチが難しいカードだけに出力を任せるのは嫌だったので、もう1パターン用意しました。
ここで使うのはこのカード!

《琰魔竜レッド・デーモン・ベリアル》
シンクロ・効果モンスター
星10/闇属性/ドラゴン族/攻3500/守3000
チューナー+チューナー以外のドラゴン族・闇属性Sモンスター1体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのモンスター1体をリリースし、自分の墓地の「レッド・デーモン」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2):このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。
自分のデッキ及び墓地から1体ずつ、レベルが同じチューナーを守備表示で特殊召喚する。

戦闘でダメージを通せば、墓地のチューナーとそれと同じレベルのチューナーをそれぞれ墓地、デッキから呼べます。
8チューナーを墓地に置くのは結構苦労するかな~と思ったのですが、すべてを解決するテーマ【センチュリオン】は《ヴィサス・アムリターラ》も簡単に出してくれるのと、それによって、前述したによって《カラリウム》のサーチもしてくれておんぶにだっこだったので、初動として組み込みました。

また、初動~2ターン目では《クリムゾン・ヘルガイア》のサーチまでやり遂げるので、『チューナーコストを確保する』面もクリアできます!

初動(動画付き)

↓1ターン目↓(《プリメラ》通常召喚から準備)

↓この状態で相手ターンを迎えます。↓

それぞれの効果で永続罠とモンスターとフィールド魔法が
効果で破壊されません。

↓2ターン目↓(《カラリウム》、チューナーコストの確保〜《獄落鳥》出力
まで)

↓結果↓

(《真血公》の効果でモンスターが出て《ベリアル》の蘇生効果を使った場合)

《カラリウム》を出しながら、《獄落鳥》を場に並べてターンを返します!

前述した通り《獄落鳥》が破壊されても帰ってくる盤面を作りつつ、それ以外にも大型が並ぶかなりカッコイイ盤面を形成します!
さらに、《真血公》がモンスターエクシーズなので、《スプリンド》の効果で妨害も構えられています。

あと、初動で気に入っているのは《アトリィ》の役割です。

《竜騎士アトリィ》
チューナー・効果モンスター 星4/闇属性/ドラゴン族/攻1800/守1400
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合、「エンブレーマ」カードと「センチュリオン」カードがそれぞれ自分の墓地に存在していれば発動できる。自分は1枚ドローする。このターン、自分は「竜騎士アトリィ」を特殊召喚できない。
(2):自分フィールドのこのカードをS素材とする場合、このカードをチューナー以外のモンスターとして扱う事ができる。
(3):このカードが永続罠カード扱いの場合、自分・相手のメインフェイズに発動できる。このカードを特殊召喚する。

1⃣【センチュリオン】はこれまで《アムリターラ》を出すにはテーマ外カードに頼るか、《プリメラ》×2を無理して並べる盤面を作るしか無かったのですが、“チューナー”のレベル4が増えたことによって《アムリターラ》を出すこのルートが実現しました。

2⃣ SS時の1ドローができます。
この効果の発動条件(エンブレーマを墓地に置く事)も《真血公》で落としを期待できますし、ドラゴン族である点も《ストライカー・ドラゴン》になれるので、《ヴァレット・リチャージャー》と併せて結果的に《獄落鳥》の蘇生にも繋がります。

KONAMIさんありがとう。

5.改めて、チューナーコストに関して

チューナーは多めにしているので素引きでも足りることはありますが、サーチや回収手段を何個か用意しています。

《クリムゾン・ヘルガイア》
あんまり捻ってはありませんが、初動でスムーズに触れるので結構気に入っています。《ヴィジョン・リゾネーター》を一生回収します。②も③の効果も強いです。マジ。
おまけに《アークシーラ》を置いておけば破壊から守れるのもうま味。

《ソウル・リゾネーター》
《ヴィジョン》のサーチ先。効果は使えません。連続で《獄落鳥》の効果を連続で使う場合のチューナーのコストだけで採用しています。

《執愛のウヴァループ》
墓地のSモンスターを除外することで墓地から手札に還ってくるチューナーです。
《真血公》の落ちで落ちてほしいランキングNo.3くらい。《スカーレッド・デーモン》のお陰で墓地にSモンスターは溜まっているのでコストには早々困りません。
一応《ベリアル》の戦闘時効果で無理やり引っ張ってこれます。

ちなみに鳥オフのときは入れていませんでした。ていうか気づいてませんでした。盲点。

《ヴァレルロード・R・ドラゴン》
《トレーサー》を回収しましょう。手札含めて何を破壊してもいいので、カードをなんでもチューナーに変えられます。
《獄落鳥》でパクったモンスターがいらなければ爆発させることもあります。

《アークシーラ》を蘇生する
《ファランクス》で蘇生します。サーチ先を《プリメラ》にすることでもチューナーを手札に確保し続けられます。

6.その他採用カード

《ストライカー・ドラゴン》《ヴァレット・リチャージャー》
闇属性の蘇生ギミックといえばコイツら!《獄落鳥》を蘇生します!!!
とりあえず《リチャージャー》を墓地に落としておけば機能します。《真血公》で落ちてくれ~~~

《ストライカードラゴン》の出し方一番は《アトリィ》をリンク素材に出します。ドラゴン族☆4最高過ぎる。
センチュリオンは最高のテーマ。

《アサルト・シンクロン》
手札から出して強い!2チューナー!
それに、《幻界突破》や《レッド・デーモン・ベリアル》のコストでドラゴンシンクロをリリースして効果を使う機会が多く、墓地から除外すればそのコストが還ってくるので1枚採用です。
《幻界突破》のコンボに絡むとやばいです。《レモン》2体に《獄落鳥》が並んで最強に見えます!!!!

《カクリヨノチザクラ》
《真血公》のアタリ枠。《レガーティア》蘇生がやっぱり強いです。

《フルールド・バロネス》
8+2で出す用。出さなアカン時はいつかやってくるはずなので入れてます。
実はセルフブレイクもできます。《カラリウム》のトリガーを引きます。←ホンマか?

《エニグマスター・バックビット》
8シンクロが死ぬほど出しやすいので採用しました。手札に来てしまった《ライオット》とかもコストにして除去が撃てます。別にコイツである意味はそんなにないかも……うーん自由枠w

7.あとがき

以上、デッキ解説でした。
もう1回レシピをドン!

最初から最後まで《獄落鳥》を擦り散らかすデッキでした。効果を活かして相手をパクって、エースで殴って、エースを盤面維持する。やられたら何度でも蘇生する。そんなデッキにできたんじゃないかなと思います。エース1枚を何度も使うデッキが僕は大好きなので、自分の色も出せたんじゃないかなと思っています!! 

中身以外のこだわり

デッキ名は『限界突破』(Limit Break)と《獄落鳥》の英語名(Bird of Paradise Lost)から取って【Lost Limit】としました。
限界なんて無いくらい、主役を輝かすプレイをする想いを込めました。

あとスリーブは、バトスピのスリーブです。メインデッキは【”獄”契約】というカテゴリのストラクに付属してくるスリーブ、EXデッキは第4弾<龍帝>のパッケージです。
それぞれ、《獄落鳥》のことと、《レッドデーモン》→キング→<龍+帝>に連想できる感じで決めました。ついでに最近買ったプレマと色味もあって気に入ってます。

最後の最後に

鳥オフについて
このデッキで第8回鳥オフに参加していました。
鳥オフは鳥カードを主役にすることを限定した構築で、アピールしあって対戦相手の鳥デッキや、その鳥を観て成績を付けあって優勝を決めよう!ってオフ会です。
運営の1人なので、ランキングには載らないようにしていますが、「輝き」の項目をかなり高く評価してもらったので、自信が付きました。嬉しい限りです。

第8回鳥オフの成績表 
※パワー、スピードは成績に影響が出ません。
※嗜みは3点満点です。

こういう評価しあうオフ会ってのは普段のオフ会だとなかなか無いし、ある意味プレッシャーかもしれませんが、モチベの上がり具合が本当にすごいので、もしも興味をもっていただいたのなら次回第9回鳥オフへのご参加お待ちしております!!!!!

開催日は2024年8月31日!高槻駅前!枠を前回よりも増枠してお待ちしています!!!
語りたいこと全部語ったので以上です!

最後まで拝読ありがとうございます。

良ければTwitterのフォロー、ニューロンもよろしくお願いします!!
ニューロンは『ジョウリン』で検索すれば出て来るはずです。

それでは~

宣伝ゾーン

第9回鳥オフのツイプラ(2024年8月31日開催予定)

・鳥オフ関連X

鳥オフ公式X
主催→火界
運営→紫蘭
運営→EDO
運営→ぴーまん
運営→ジョウリン
運営→ティアニス

前回の【獄落鳥】デッキのブログ

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