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私訳古典シリーズ第十一弾『無政府主義者ハルトマン』制作決定

巨大都市ロンドンに無政府主義者ハルトマンの魔の手が迫る! 出版当時、英国中を震撼させた知られざる恐怖小説!

『失われた都市Z』を探し、行方不明になった伝説の探検家パーシー・フォーセット(1867-1925?)の兄であり、哲学者、作家として知られるエドワード・ダグラス・フォーセット(1866-1960年)による恐怖小説『Hartmann the Anarchist or The Doom of the Great City』。
1893年に出版された本作は、19世紀末に流行した無政府主義の複雑な政治論理と矛盾を背景に、社会革命がいかになされるべきかを読者に問いかけるアナキスト文学の金字塔だ。
日本では『空中軍艦』の題で山岸藪鶯(1867-1927年)の手によって翻案されたが、長らく完訳が出ておらず、英国においても一世紀以上も絶版となっていたが、この度、完訳&原書の挿絵付き&注釈付きで登場した。

あらすじ

物語の舞台は1920年、〈大陸戦争〉終結後の英国、ロンドン。労働党から国会議員を目指す若い紳士、スタンリーは、ロンドンの著名な社会主義者や無政府主義者との交流を通じて、『最悪の無政府主義者』として知られる謎の男、ルドルフ・ハルトマンと出会う。彼は自ら発明した飛行船〈アッティラ号〉で、ロンドンの破壊をたくらむが……。


上地王植琉の私訳古典シリーズ第11弾
カミング・スーン!

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