★百人一首解説:071-080
★百人一首解説:071-080
百人一首解説です。
071 大納言経信から
080 待賢門院堀河まで
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人工音声でお聴き苦しいですが、
それぞれの和歌にメロディを付けてアレンジしたものをお届けします。(2032年、生ヴォーカルにてDVD発売予定)
──── 目 次 ────
071 大納言経信:夕されば
072 祐子内親王家紀伊
:音にきく
073 前中納言匡房:高砂の
074 源俊頼朝臣:うかりける
075 藤原基俊:契りおきし
076 法性寺入道前関白太政大臣:わたの原
077 崇徳院:瀬をはやみ
078 源兼昌:淡路島
079 左京大夫顕輔:秋風に
080 待賢門院堀河:長からむ
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071 大納言経信:夕されば 門田の稲葉 おとづれて 蘆のまろやに 秋風ぞ吹く
072 祐子内親王家紀伊:音にきく 高師の浜の あだ波は かけじや袖の 濡れもこそすれ
073 前中納言匡房:高砂の 尾上の桜 咲きにけり 外山の霞 立たずもあらなむ
074 源俊頼朝臣:うかりける 人をはつせの 山おろしよ はげしかれとは 祈らぬものを
075 藤原基俊:契りおきし させもが露を 命にて あはれ今年の 秋もいぬめり
076 法性寺入道前関白太政大臣:わたの原 漕ぎ出でて見れば 久方の 雲居にまがふ 沖つ白波
077 崇徳院:瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢わむとぞ思ふ
078 源兼昌:淡路島 かよふ千鳥の 鳴く声に 幾夜寝ざめぬ 須磨の関守
079 左京大夫顕輔:秋風に たなびく雲の 絶えまより もれ出づる月の 影のさやけさ
080 待賢門院堀河:長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れて今朝は ものをこそ思へ
《9》に続く
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