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生きている心地がしない日々

心が落ち着かない

ふわふわしている

ゲー吐きそう(突然ごめんなさい)


そんな想いが最近ずっと頭にある。ちなみにドラッグをしていたりお酒を飲みすぎていたりしてるわけではないので安心してほしい。

今回はちょっと日記のようなノートを書いてみようと思う。



実は約1ヶ月前からある心配事がわたしの頭の中を悩ませている。まあ言うなれば日本への一時帰国が叶うかどうか、出国予定日の前日までわからないというギリギリの状態。

いや本当に自分が1週間後どこにいるのかわからない、という心理状態はかなりくる。メンタルにくる。お酒を飲んでいるわけでもなく、腐った食べ物を食べたわけでもないのにゲー吐きそうみたいな感覚なのだ。


もう最悪日本への帰国が叶わなくてもいいかなとも思っていた。日本に帰ると心が甘えてしまうから、バルセロナで頑張るほうがいいと思っていた。


でも航空券はもう買ってしまっていたし、チームの人にもこの期間は帰らせてくださいとお願いしていた。

航空券のことは最悪いい。あー無駄にお金使っちゃったなーーまあでも仕方ないかーーと思えばいい。


でも問題はサッカーの方である。

いやそれが私の不在でチームに支障をきたすからとかいう話ではない。(もちろんそれもあるが、厄介なことになっているのは別の部分だ)


今回の一時帰国はもろもろの事情で色んな可能性を含んでいる。

①無事に日本へ帰れて当初の予定3週間で戻ってくる
②日本へ帰ってもスペインへ戻ってこれなくなる(最短でも3ヶ月)
③日本へ帰らずスペインへとどまる

詳細については省略させてもらう。


監督にはあらかじめ一時帰国の期間を伝えていたのだが、3週間の不在はチームにとって大きいことだと思ってくれていたらしく、

「3週間だけとはいえ、ちょっとしたお別れ会を選手・スタッフ・家族でしよう!」

と提案してくれた。

恐縮の極みだったが、何を言っても彼はする勢いだったのでありがたく楽しませてもらうことにした。


これが自分を見殺しにする始まりだった。ちーん



それからコーチ陣には念のため②日本へ帰ってもスペインへ戻ってこれなくなる(最短でも3ヶ月)可能性があることも伝えていた。

すると「何だって?!」という反応に始まり、


「Mayuは日本に帰ると戻ってこれなくなるかもしれない」

というフレーズが一人歩きし始める。


事情を監督らには伝えていたわけだが、選手の家族たちが

「いつもお世話になっているMayuのために、念のためちゃんとしたお別れ会をしておかなきゃ」

ということになり、先週の金曜日そのお別れ会が開かれた。


そこには自分が予想だにしなかったサプライズのオンパレードだった。

みんな3週間だけの帰国というのはわかっていながらも、プレゼントを用意してくれていた。


なんと!わたしの名前が入ったユニフォーム!

試合をみながらわたしもユニフォーム欲しいなあと思っていたので、めちゃくちゃ嬉しかった。


選手たちの寄せ書き入りの写真!


練習終わりにロッカールームでみんな寄せ書きを書いてたら誰かが床に落として若干濡れてしまったらしい。ちょっとでこぼこしている。それが逆に愛らしい。

普段はクールな彼らの言葉に触れられて涙ぐんでしまった。


自分の知らないところで色んな準備をしてくれていて、感動にあふれたお別れ会となった。


会のあとは選手たち家族のグループLINE(WhatsApp)にお礼のメッセージを送ると、色んな人がまたさらに嬉しいメッセージをくれた。なんとわざわざ日本語に訳して送ってくれる人まで。

こんな素敵なメッセージをもらって涙ぐまない人がいるだろうか、いやいない。


しまいには昨日の最後の練習終わり、わたしは選手たちによって宙を舞った。試合でもなんでもなく、ただの月曜日の練習なのに4回ほど宙を舞った。

練習終わりのハイタッチのときにハグを何人かとしていたら、いよいよ胴上げするぞ!という流れに。

20代後半女子がこれからの人生で胴上げされる機会というのはそうそうないだろう。そんな貴重な1回が昨日カウントされた。


コーチ陣とも今生の別れかのように抱き合って、束の間の別れを惜しみながら再会を約束。完璧すぎる一時帰国まえの最後の練習だ。




ただここで問題がある。


いやわたしの心の問題だ。


気づいている人もいるかもしれないが、今回の一時帰国には③日本へ帰らずスペインへとどまるという可能性がある。

がびーん


いやほんとこれだけ申し分のないお別れ会とプレゼントを用意してもらって、結局日本へ帰らなかったとかなったらもう、申し訳ないというか恥ずかしいというか……


Mayu帰っちゃうんだ…

帰ってほしくないな…

まだスペインにいるんだ…

いつ日本に帰るの?


みたいな流れになりかねない。ここまで盛大にしてもらって結局日本に帰れないとか口が裂けても言えない。恐縮の極みである。

こんなことになるならギリギリまで日本帰国のことを黙っていて、直前で確定したときに「日本へ帰ります!」と宣言すればよかったとさえ思った。



まあつまりは、わたしに残された道はただ一つ。

意地でも日本に帰る

これだけである。これだけは何としても達成したい。


でもスペインに戻ってこれなくなるというリスクは付きまとう。だから慎重に日本帰国を達成させなければならない。


とにかく今何がきついかって、この①〜③の選択肢の中でどうなるかわからない状況。未確定な状況。

ふわふわしている。早くスッキリしたい。スッキリとした生活がしたい。

切実な心の叫びである。


怖い。一体どうなるのか怖すぎる。

とにかく早く時間がすぎてほしい。

(これ笑っていい記事です!)

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ほぺまゆ@バルセロナ
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