コロナ禍で部署異動した
所属している会社は、元々リモートワークが認められてはいたが個人的には月に二度三度行う程度だった。ところが、コロナ禍になり明らかに日常が変わった。リモートワークが強く推奨され、全く出社をしなくなった。この状況になり半年が過ぎた時に、部署異動することが決まった。
リモート芸人への道のり
先に述べた通り、現在もリモートワーク生活を続けており、本当に必要な場合を除いて出社をしない。そのためオンラインでの会話力が必須になってくる。
個人的にいくつか心がけていることがある。「○○さん的にはどうですか・・?」といったように相手を指定した問いかけを増やしたり、タイムラグを考慮して長めに大きく頷いたり。Zoomでの会議が多いので、背景画像をネタにしてアイスブレイクするようにしたり。あとは出来る限り顔出しするようにもしている。
ただ難しいのは雑談ができないことだ。廊下ですれ違って「おつかれー」みたいな軽い会話が懐かしい。まさか雑談できないことを苦痛に思う日が来るとは思わなかった。
異動がきまった
前置きが長くなったが、この状況が半年が過ぎた頃、部署異動が決まった。突然の異動だったので、発令の直後は「ああ、サラリーマンしてるな自分」という感じだった。2年半同じチームにいたのでシステムにはそれなりに愛着があり、メンバーともいい関係が築けていた。そんな思いもあったが、長い期間在籍したので、異動としては良い時期かと思い前向きに捉えた。
異動自体は何度か経験があるので問題ない。・・というのは強がりで、今回は懸念があった。異動先に面識のある人はほぼいないため、顔と名前をオンライン上で覚えなければならない。また、担当システムは当然変わるので、業務知識を付ける時に近くに人がいないのは辛い。
はじめての業務定例で自己紹介をすっ飛ばされたときはさすがに泣いたが、そんなこともありいつもよりも前のめりにコミュニケーションをとらないとなと思う日々となっている。
新卒でこの状況になっている話など聞くと、それに比べたら楽なのではと思う。入社して一度も同期にあったことがないなんて話も聞くことがある。ただ、本音で言うと社会人10年目のお姉さんでも厳しい。メンバーに一度もリアルで会わずにオンラインでコミュニケーションとって、チームを作っていくってなかなかだ。ちなみに10月に異動となったのだが今これを書いている10月末までリアルではチームメンバーと会ったことがないし、しばらく会えないことが予想される。
なんだかぼやきみたいになってしまったが久々にインプット中心の期間なので、それを満喫する。そしてリモート芸を磨きながら存在感だしていく。久々に仕事のやり方で色々考える日々となっている。
近況はこんなかんじ。