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こんにちは。
関西で大家業と子育てに精を出す、佐山 潤(さやま じゅん)です。

関西の某市から督促状が来ました。
固定資産税・都市計画税の督促状です。
別にもちろん払えないわけではないのですが、
毎回ちょっと遅れて払っています。
ちょっと遅れているだけなので、遅延に伴う増額などはされない程度。

この支払いに落ち着くまでにひと悶着がありました。
ちなみに不動産業界、納税業界(?)では
この固定資産税・都市計画税の事を略して「固都税」と呼びます。

この固都税ですが、たまに子供みたいな所のある私は、
最初どうにもこうにも納得がいきませんでした。
不動産持ってるだけでなんでこんなんを、、、
ましてや家賃収入で法人税、所得税払うのに、、、
みたいな。正直今もそんなに納得して払っているわけではありませんが。

そんなこんなで、大体3ヵ月に一度発生するこの税金を
私は自分の中で、支払必要なものとみなさず、
発生都度、「突発的な支出」みたいな感じで払っていました。
なので、年間の予想キャッシュフローにきちんと組み込んでいませんでした。ざっくり年間収入の20%くらいが全体的な経費だろう。みたいな。

で、その後とある物件で入退去と修繕、
それにすでに空いていた部屋の入居に伴う広告料の支払いが重なり、
支出がかなり増えてしまった月がありました。
その際にたまたま固都税の支払いも付きまとう。
もう後回しでもいいか。
と固都税の支払いを置いてしまった事がありました。
で、その後当然督促が来る。
もちろんそこには「差し押さえが云々」みたいな事が書いてある。

ですよねー。そうしてきますよね。
てかそもそも固定資産税ってなんのための税金なんだ??

総務所のホームページには
固定資産税として納税されたお金は皆さんの日々の生活を支える財源として活用されています。 固定資産税は普通税(税収の使途が定められていない税)であり、徴収した市町村により、例えば皆さんが毎日使う道路や学校、友達と遊ぶ公園など、日々の生活で利用する公共施設の整備のほか、介護・福祉などの行政サービスにも使われています。
とか何とか。

はあ、そうなんですか。。。
そもそも税金自体、特に所得税なんかがそうですが、
・流通貨幣の量を調節する。
・富の格差を是正する
(「君たちはまだ長いトンネルの中」という映画を参照しています)
為のもので、上記のようなインフラを整えるなら建設国債でいいのでは?
それに固定資産税をインフラ整備に使うというなら、
あのボロボロの新御堂筋や北大阪の道路をなんとかして下さいな。
とも思いますが、その当時色々考えた結果、
管理費や、清掃費用と同じモノ、、、
つまり「必要経費」とみなす。という事に落ち着きました。

当たり前でしょ?
と思われた方もいらっしゃるでしょう。笑
ただ、どうしても持ってるだけでかかる税金。
というのが、納得できなかったのです。
(別に今も納得しているわけではありませんが。)
しかも当の物件を維持するためにかかる費用などは無視。
という事で節税もできるものではない。。。
まあ、仕方ない。四の五の言っても始まらない。

それにこれをきっかけに、当時家賃収入の20%くらい、
とざっくり決めていた経費をもっと具体的に割り出すきっかけになり、
もう、感謝する事にしました!^^

こうして毎年4月を起点に、年間の固定資産税を12で割って、
月々積み立てを開始して払込書が来たら払う。
ただ、そうするとどうしても十分な金額になるのに、
払込所の期限からはひと月ほどずれる。
こうして冒頭のように督促状が届いてはすぐ払う。
というサイクルで落ち着きました

お読みいただきありがとうございます。

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