人が持ってきたものに真剣に乗っかる、再び。
こんにちは!
ついに健康診断で、すい臓が少し弱っている、酒を控えるように、
と言われてアルコールを控えて週3は休肝日を作りましたが、
特に体調面で変化はなく(もともと好調)
そろそろ飲みだしてしまわないか、と逆にもやもやしている、
関西で大家業と子育てに精を出す佐山 潤(さやま じゅん)です。
以前こんな話
を書いた事がありましたが、またしてもこれって大事だな、
と思った話です。
実は以前から手持ちの物件で一棟売りたいな、
と思っていたものがありました。
工場地の近辺に建つ物件で、入居付けには苦労しないかな?
と思って買いましたが、買った当初からなぜか苦戦気味。
たまたまだったのかも知れませんが、
苦労して入居してくださった方々はそこそこ長い間入居してくれるので、
あまり苦労が目立つことはありませんでしたが、
入居者の入れ替えがある度にそわそわするのに、疲れ始めました。
気づいたらこの物件もって7年、、、え!?そんな経つ??
というわけで売ることにしました。^^
ちょうど最近この物件のブツ上げをしてきた大手不動産会社から
ダイレクトメールが来ていたので、一応投げてみます。
ちなみにブツ上げとは、
街中のアパートから「これは」と見込んだ物件の謄本を調べ、
所有者へ「物件売りませんか?」と営業をかける、という
不動産会社の営業手法。個人情報もへったくれもありませんが、
不動産の謄本は第三者にオープンなので、別に違法ではありません。
さておき、物件診断を依頼すると、
マーケットの状況から、今は利回りが少し低くても、
このエリアなら買った金額より20%増しで売れると。
3500万の物件だったので、4300万円です。
7年持っただけあり、残債もそこそこ減ってきているので、これはいい。
ただ、、、と業者が。
「融資のハードルが、、、」
これは言われるまでもなくこちらでもわかっていました。
この物件が耐用年数を少し前に終えてしまっている、
木造のアパートだったからです。
普通に考えて、鉄骨やRCならいざ知らず、
木造だと耐用年数越えは融資が付きにくい。
案の定で、結局ブツ上げをしてきた業者は一向に進展なし。
一度売りに出すと、売りたいな、という気分も醸成されてきたので、
ほかの業者にも聞いてみます。
ですがやっぱりどこの業者に聞いてみても反応は同じ。
うーん、これ、逆にやばいんじゃないか?
と思えてきました。
もし、この物件で何か致命的なことが起こって、
すぐに売らないと!となったとしても売れない。
今は家賃収入が安定して入っていますが、
この先もそれがずーっと続くとも限らない。
どこかで見切りをつけたくても、売れない。
なんとなく真綿で首を絞められているような気分。
そんなことを考えていると、いつもの声の大きな業者さん。
この方にも売却の相談をしていました。
「佐山さん!3500万で買い付け取れました!」
、、、却下。。。
4300万ならという事で始まった売却の話です。
多少の指値はもちろんあり得ますが、結局買値で取引なら、
ほぼうま味はありません。
というか、3500万なんてたたき台にも挙がってなかったやん、、、
さては買い付けだけ取り付けてきて、
後は私を説得して売買に向かわせる、、、
不動産屋さんというのは親しくなっても、やはりお客に対しては、
こういう風に話を半ば強引にまとめにかかってくることが、
たまにあります。注意しましょう^^
それにしても困ったなー
とか、安定した家賃収入を依然得ながら、
漠然ともやっとした感じを抱きながら日々を過ごしていると、
急に電話が、、、
「急に失礼いたします。ずいぶんご無沙汰しておりますが、
最近物件の状況はいかがですか??」
と。
なんと、私の初めての物件である、
山梨の区分マンションを売ってくれた業者でした。
8年ぶりとか?
「いや、まあ特に何という事もなく、基本的にはいい感じで、、、
あ、ちょっと待って、あ、そうだ、一件売ってほしい物件あるんですけど」
またしても人が持ってきてくれた機会に乗った私。
これからどうなるか。
次回に続きます。