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29歳。

年齢とは、本当にただの数字なのだろうか。
自分の顔を鏡で見るたびに、シミやシワが増えていくことに少し、恐怖心みたいなものを感じる。
老いることは悪いことではないのに。
多分、多分だけど。
若さを失くした時、いったい自分に何が残るのだろうなんてことを考えているのかもしれない。
結婚すらしておらず、子どももいない。ましてや特定の恋人もいない。
結婚しなくてもいい、子どもがいなくてもいい、恋人がいなくてもいい。
そういう考えに、まだ至らない自分がいるのもまた本音だ。
29歳の私は、まだまだ自分のことしか考えられない子どもなのだ。

先日、29歳問題という香港映画を見たのだけれど、自分に当てはまる事が多くて大泣きした。
29歳の独女には、共感する映画であることに違いない。きっと、男の子には理解しがたい映画かも。
この映画を見て、パリ行きのチケットを取ることにした。9月に8日間パリへ行ってこようと思う。

自分を肯定することというのは、わたしにとってまだまだ難しい問題。これでも昔よりは落ち着いてきたけれど、落ち込む日はまだまだある。きっとこれからもそう。

ただ、前の自分と違うのは、今の会社に出会えたこと。そして柔術に出会えたこと。
このふたつは私の人生を大きく動かしていると感じる。人生のターニングポイントが一気にふたつもやってきた感じ。

ツイッターでは柔術のことばかり呟いていて。140字で抑えきれない感情をnoteに綴っていけたらなと思っている。

私は、まだまだよわい。
だから、つよくなりたい。

29歳。
年齢なんて関係ない、ではなく。年齢を重ねるごとに人生をより豊かにしていきたい。

#29歳 #29歳問題 #映画 #柔術

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ちゅみ
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