もう俺には有馬記念しか見えねえ
今年も年の瀬の大一番有馬記念が
やってまいりました！
今年はG1数回noteで予想作って
割と好評貰えて嬉しかったです😎
有馬記念は今年最高傑作そして
今の自分ができる最大の予想になるのでかつ目あれ！
傾向
まずは特殊な傾向がある有馬記念の
競馬好きの皆さんならわかりきってる
特徴と好走パターンの分析おさらいから！
2021年 有馬記念
1着 エフフォーリア 4角5番手 (35.9)
2着 ディープボンド 4角5番手 (36.1)
3着 クロノジェネシス 4角8番手 (36.0)
2020年 有馬記念
1着 クロノジェネシス 4角3番手 (36.2)
2着 サラキア 4角12番手 (35.4)
3着 フィエールマン 4角2番手 (36.5)
2019年 有馬記念
1着 リスグラシュー 4角9番手 (34.7)
2着 サートゥルナーリア 4角7番手 (35.4)
3着 ワールドプレミア 4角16番手 (35.0)
2018年有馬記念
1着 ブラストワンピース 4角4番手 (35.7)
2着 レイデオロ 4角8番手 (35.4)
3着 シュヴァルグラン 4角10番手 (35.5)
2017年 有馬記念
1着 キタサンブラック 4角1番手 (35.2)
2着 クイーンズリング 4角3番手 (35.1)
3着 シュヴァルグラン 4角10番手 (35.5)
過去5年分の馬券内馬のほとんどが
4角を前の方で通過しており
極端な後ろからきたのはサラキアと
ワールドプレミアの2頭くらい！
いかに4角を前めの好ポジションで
迎えれるかが1つ目の勝負の鍵！
それから上がりタイムも35秒かかる
タフな展開に非根幹距離、
特殊なコース形態だけにその適性が必要！
その年の宝塚記念の勝ち馬
クロノジェネシス、リスグラシューが好走したり
シュヴァルグランやキタサンブラックのリピーター
エフフォーリア、サートゥルナーリア、
ワールドプレミア、ブラストワンピースなどの3歳世代
が多く馬券に絡んでおりそのあたりを
重点的に狙っていきたい！
まずは今年の宝塚記念勝ち馬
タイトルホルダー
リピーター勢は
エフフォーリア、ディープボンド
3歳世代は
イクイノックス、ボルドグフーシュ
ジャスティンパレス
そして4角前めが想定されるのは
タイトルホルダー、ディープボンド
エフフォーリア、ジャスティンパレス
ブレークアップ、ウインマイティー
ボッケリーニ
このあたりかな！太字は上記の好走パターンにも
当てはまる馬！
こういうデータはあまり過信はしない方が
いいが過去10年馬券内30頭中
二桁人気からの馬券内は
2020年サラキアと2012年オーシャンブルーの
2頭しかいない。バッサリいくなら
いきなり2桁人気馬は切るって手法もあり。
それと前走G1以外からのローテは
過去5年馬券内はゼロ。
10年遡れば3頭いるが
2015年アルゼンチン共和国杯からの
ゴールドアクター
2013年金鯱賞からのウインバリアシオン
2012年金鯱賞からのオーシャンブルー
え？金鯱賞？と思うかもだが
2012〜2016は11月末か12月頭に
有馬へのステップレースとして開催。
これに当てはまるのが
アリストテレス 京都大賞典11着
ブレークアップ アルゼンチン共和国杯1着
ラストドラフト アルゼンチン共和国杯5着
の3頭。ブレークアップくらいは検討対象。
4角好位想定馬、宝塚記念好走馬、
リピーター、3歳世代の複数該当馬は
・タイトルホルダー
・エフフォーリア
・ディープボンド
・ジャスティンパレス
傾向的にはこの4頭が狙いやすい！
※イクイノックスがもしかしたら
ルメールがフィエールマンのときのように
前に出してくる可能性は個人的にあると
思ってて皐月でやったような乗り方を
してきてもおかしくないのは頭の片隅に。
各馬分析
ここからは出走馬各馬評価！
1週前時点での推定オッズ上位順から
イクイノックス
短評
今回は前からでもやれる天才ぶりが見れるかも！？
先行力 ？？？？
末脚 SS
適性 ？？？？
鞍上 SS
仕上がり SS
+斤量恩恵
昨年東スポでの直線を見た時に
「来年のダービー馬コイツやわ。」
と友達に送ったのは今でも覚えていて
(※実際ダービーはドウデュースと
アスクビクターモアのワイド1点勝負したが)
天皇賞秋の予想でも書いた
直線の加速の仕方が瞬発的というより
グングン伸びていって
ゴール前でトップスピードになるという感じで
東京コースだと右に出る馬はいないと
言えるほどの力を実際にレースでも見せた！
※ただ加速に時間がかかる
ダービーではドウデュースに負けたがあれは
位置取りの差といったところで十分力は見せたし
予想を悩ませるのが皐月賞の走り。
中山2000m大外枠から先行集団に取り付き
外をぶん回した割に直線もそこそこに伸びていて
勝ち馬のジオグリフには道中ずっと後ろから
マークされており後出しジャンケンで
負けたような展開だったため2着と苦汁をなめたが
前めからでもやれることは十分証明している！
血統的にもキタサン産駒なので
そういう走りが出来てもなんら不思議はないし
むしろ現状の産駒成績的にそっちの方が多い！
有馬記念は後ろからよりは
前からの方が好走例も多いだけに
前からの競馬をしてくれる方が
馬券的に買いやすい！
それすらもこなせる天才を証明する可能性がある！
タイトルホルダー
短評
逆らいようがないド本命
先行力 SS
適性 SS
鞍上 B
仕上がりS
+逃げ独壇場
前走の凱旋門賞の負けは完全に
適性外の馬場のレースでレース内容自体は度外視。
ただ問題はあれだけのタフ馬場でのレース、
海外遠征の影響がどれだけ出るのかが問題。
そこは追い切りまでじっくり見て検討するって
ことで一旦置いておいて
宝塚記念は番手からハイペースを
しっかり折り合い先頭に抜け出すと
他馬を全く寄せ付けない圧倒的レコード勝ち！
春天は空馬が番手にいて後続各馬が
不用意に仕掛けられない展開もあったが
それでも明らかに強すぎる内容。
馬自体は覚醒状態だっただけに
本当にあとは状態面だけといったところ。
追い切りからは宝塚記念より上
春天より下くらいの状態かなってイメージ。
順調なら逆らいようがない馬
ジェラルディーナ
短評
良血覚醒！有馬で非根幹の鬼と化すか！？
先行力 B
適性 S
鞍上 S
仕上がり A
正直自分はこの馬の連勝を
馬場恩恵受けまくった結果だなー。
と軽視しようと思っていたが
やはり有馬は非根幹適性
そしてこの馬の血統に逆らうのは
よしておこうかなと思っていて
阪神、中山の右小回りの非根幹距離重賞連勝、
そして母に有馬勝ち馬のジェンティルドンナ
(これこそフロック勝ちと思っている。)に
父はモーリスでその父がスクリーンヒーロー
この辺りの血統馬は最近でいうと
ウインマリリンがそうで上がりがかかる
タフな展開で強さを発揮するタイプ！
もうひとつ父を辿れば有馬2勝宝塚1勝の
グラスワンダーの血があるだけに
こういうレース向きの血であることは間違いない！
あとは牡馬に混じっても能力が足りるかどうか！
状態面はキープってところ
あとどうでもいいけど冬毛が目立つのは
個人的にマイナス。
エフフォーリア
短評
復活してほしいけど今回は厳しいか。
先行力 A
適性 A
鞍上 B
仕上がりC
去年の年度代表馬で最強を誇ったのは
去年までの話。今年の2敗の内容は全く同じで
そこそこ速いペースを中団で追走
→仕掛けどころで促す→馬が全く反応しない
という大阪杯の再放送を宝塚でも放映。
・関西遠征が合わないのか。
・速いペースが合わないのか。
・エピファ産駒早熟説
いろいろと言われているが正直相手が馬なので
どれが正解なのかとはわからないが
フォトパドックでもわかるように太い。
追い切りこそ動いている(動かしている)が
春先から+20kgくらいの540kgの馬体だし
かなり厳しい印象。武史のインタビューの
歯切れの悪さも過去1でここは流石に狙えない。
ヴェラアズール
短評
直線番長に中山の直線は短すぎる！？
先行力 C
適性 C
鞍上 B+
仕上がりB
京都大賞典、ジャパンCともに
圧巻の勝ちっぷりで有馬記念に挑戦だが
明らかにジャパンCの反動か馬体はガレていて
この秋の連戦のお釣りが無さそう。
スライドの大きい走法で東京競馬場とかの
大箱で直線切れ味勝負向きの馬で
有馬記念はちょっと適性外なイメージ。
馬体にもう少し余裕があれば
狙っても良かったがお釣りもなさそうでここはスルー。
ボルドグフーシュ
短評
3コーナーからまくり一閃！どこまで届くか！？
先行力 C
適性 A
鞍上 A
仕上がりS
前走は出遅れるも菊花賞2着で
3コーナーから果敢にまくりにかかって
勝ち馬のアスクビクターモアとハナ差！
コーナーからのまくり競馬は
有馬記念の好走パターンで
この馬はコーナリングも上手いし
馬券内は全然あってもおかしくない一頭！
1週前追い切りで抜群の動きを見せて
最終追い切りは軽めに流すように
既に万全の態勢は整っていそう！
ディープボンド
短評
ズブくはなっているが舞台適性は◎
先行力 S
適性 S
鞍上 A+
仕上がりA
今年は春天がメイチ仕上げで
今回は宝塚のときと同じくらいの仕上がりかな。
川田に乗り替わりがプラスなのかどうかは
さておきレースごとにズブさが目立ってきてる
この馬だが有馬は幸いコーナーが下り坂だけに
放っておいてもある程度勢には乗ってくれるので
この馬にとってはプラス！
切れ味が問われる舞台では劣るが
こういう根性比べのようなレースでは
まだ一線級で戦えるイメージ！
調教かなり動くタイプなのでそこでの
判断は難しいが今回も粘り込みを見せてほしい。
ジャスティンパレス
先行力 A+
適性 A
鞍上 A
仕上がりA
仕上がり面は神戸新聞杯が良くて
菊花賞が2枚くらい落ちてそこから
良くなっての有馬というイメージ！
その前走菊花賞は最終コーナー
馬群がごった返してる中
内前からヌルッと抜け出し
ボルドグフーシュと併せで上がって最後は3着。
ボルドグフーシュより圧倒的優位なコースを
通ってきただけに着差以上に大きな差は
あったように思えるが今回の方が
出来が良さそうで斤量恩恵もあるし
内前でヌルッと粘れればわんちゃん！
もともとキレる馬ではないから
剛腕系のマーカンドの起用はいいと思う！
ここからは少々簡潔に
・ブレークアップ
アルゼンチン共和国杯の勝ち馬だが
逃げたキングオブドラゴンが内ラチに当たって
ヨレて後続が被害被った中ヌルッと抜け出しての
勝利でメンバーレベルもそうだし
今回の相手関係を見てもあまり強調材料がない。
・ポタジェ
直線が長い東京ではキレ負けするし
宝塚のようなタフなレースになると
見せ場はないしミドルペースくらいまでで
小回りをうまく内捌ければわんちゃんだが、
この馬に2500mは長い。
・アカイイト
後ろからすぎて届くイメージが湧かないし
去年の良いデキで7着だと去年より状態の
落ちている今年はどうなのというところ。
・ボッケリーニ
G1級との能力の差がバレてしまった感。
ただ先行馬だし日経賞、目黒記念と
2500m好走で非根幹もやれる。
血統的にゴリゴリにタフ！
あれ？見落としてましたわ！！！
まあ全く見せ場なしの可能性もあるけど
わんちゃん穴！
・アリストテレス
去年はフォトパドックから
ピッカピカで状態面も期待できていて6着。
今年に入って2走見せ場なし。
もともとあまり買い要素がある馬では
ないだけにここはスルー安定
・ウインマイティー
とにかく前めからの競馬で
早漏和田の3コーナーからの鬼しごきで
直線失速が目に浮かぶ。
まだこいつならボッケリーニかな。
・イズジョーノキセキ
牝馬限定戦か距離は2000mまでかなー。って
印象で有馬適性と言えるものが
ピンとこない。
・ラストドラフト
1年半くらい重賞で馬券内なしで
ここで急にくるビジョンが浮かばない。
特に有馬記念適性なるものも持ち合わせなし
各馬評価はこんなもんにして
お得意の展開予想へGO！
展開予想
展開予想を組み立てる作業で
まず1つめにするのは逃げ馬選定、
2つ目がペース予想。
さあ自分がもしタイトルホルダーに
乗るのであればどうするか？
実際レースしたことどころか馬に
乗ったことすらないが
タイトルホルダーの強みは
スタミナと一定以上のスピードの持続力だと
思っていてそれを最大限活かすなら
淀みないペースで後続の脚を鈍らせ
かつ自身はスタミナで逃げ切る！
そのためのミドル〜ハイペース！
こういうプランを作ると思う！
ハイペースまではいかなくても
しっかりペースは締めたミドルくらいには
なると決め打ちで今回展開予想を作る！
とりあえず内から
①アカイイトはとりあえず出たなりで
下げるというよりは外の馬いくなら
抜いていけよというくらいの感じで
促しもせず普通スタート
②イズジョーノキセキはアカイイトと
並びくらいで後ろインで脚溜めかな。
③ボルドグフーシュは内2頭が下げそうな馬で
福永はおそらくこの並びは見逃さず内の
2頭の少し前めを取りに行きそう！
④アリストテレスはおそらくこの枠なら
前に出すだろう
⑤ジェラルディーナも並び的には
出していけそうだがボルドグフージュの
後ろくらいが安定ゾーンかな
⑥ヴェラアズールはジェラルディーナの
後ろマークで脚溜めかな
⑦エフフォーリアは行きっぷりがどこまで
あるかだがこれだけ先行勢が内にいないと
前に出したいはずではある。つけれれば④の
後ろがいいところ！
⑧ウインマイティーは確実に出していける並び
⑨イクイノックスこれ最高の並びなのが
内がマイティーで前に出す分付いていくだけで
好位にいける点！
⑩ジャスティンパレスは並びが悪いかな。
イクイノックスと逆だったらなと思うが
イクイの後ろか内に潜り込むかってとこかな
何にせよ枠の並びの悪さが最後まで響きそう。
あとマーカンドだし多分内に入れる
⑪ラストドラフトは普通に下げそう
⑫ポタジェはラチ沿い取れそうなとこに入り込み！
⑬タイトルホルダーは内が下げそうなだけに
ファーストパス状態で逃げれそう
⑭ボッケリー二は前に行きたいだろうが
いけても中団までかな
⑮ブレークアップも前に行きたいが苦しいだろうな。
ボッケリー二と並びか後ろくらいがいいとこか
⑯ディープボンドもいけるとこまでいきたい口
と、こんな感じでスタートからちょっと行って
1回目のホームストレッチあたりで隊列が
固まってきたらこんな感じかな！
前 ← 後
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
⑬ ④ ⑦ ⑩ ⑫⑮ ①②
⑧ ⑨ ⑭⑯ ③⑤⑥⑪
と書いてるのを改めて自分で確認したが
とんでもない並びになってしまった笑
難解なポイント
・内枠の馬が基本差し構えが多い
・外枠の先行したい馬を内枠勢が
どこまでいかせてあげるのか
⑫⑭⑮⑯あたりがどこらに取り付けるかが
最初のキーポイントで③福永は
外からの先行馬に張っていくかどうか。
予想上すんなり入れたという方向で進めると
そこから道中はタイトルホルダーが
淀みないペースで後続の脚を削ぐ展開で
3コーナーから一気に後続も動き出して
後続自体の馬群は密集してくるが
タイトルホルダーと案外距離が
詰まらない問題が起こる可能性も！
※シンプルに追いつけない可能性。
もしこうなったらタイトルホルダーは止まらないと
この時点で悟ってもいいかもしれません。
直線に入って前のアリストテレス
ウインマイティーあたりがまず失速
エフフォーリアも早いペースの追走で一杯か。
キレはなさそう！
というところをヌルっと内からジャスティンパレス！
もしくは楽に不利なく外に持ち出した
ある程度前めからのイクイノックスの
好位でレースを進めてきた利も活かした末脚か！
さらにもう一段外から3コーナーからの
超ロングスパート外まくり軍団
(ボルド、ジェラ、ヴェラ)の強襲か！
って展開が大まかな感じかな
前 ← 後
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
⑬ ④ ⑮
⑦⑩⑫①②
⑧⑭
⑨ ⑯⑪
③⑤⑥
この展開上やっぱり枠の不利のあるディープボンドは
それが影響して最後まで見せ場は作れそうにはない。
逆にイクイノックスは枠の並びの良さが
最後まで活きそうで
③⑤⑥のロンスパ組は来ても1頭かなってイメージ
最終結論
傾向、各馬分析、展開を全て加味しての
個人的な上位評価馬がこちら！
S ⑬タイトルホルダー
A ③ボルドグフーシュ
⑨イクイノックス
⑩ジャスティンパレス
B ⑤ジェラルディーナ
⑥ヴェラアズール
あとは土曜の馬場と当日馬場、
当日パドックを見て上手い具合に
アレンジ必須！
皆さんの健闘を祈ります🤞
では良き有馬記念を！