歳下の女の子にやり捨てされた話。
思い出の備忘録。
そんな事があったりなかったり。
あれは秋口だったかな。
小柄で華奢な困ったような顔ではにかむ美容師の女の子。歳のわりに落ち着いた雰囲気。
距離のとり方が絶妙に上手い。スッと懐に入ってくる。
やり手。
一軒目は彼女が行きたがっていたお店。
会話も弾んで、そろそろ帰宅かなと思った時に上目遣いで、
「もう一軒いこー!」と彼女。
2軒目でも楽しく飲んでもう、完全に終電はない。
タクシーで帰ろうかなと思っていたら、
「一人で帰るの危ないから連れてって」
と彼女が停めていた自転車を取りに行き、押して帰るのも面倒だったので2人乗りで彼女の家まで。
※飲酒運転・2人乗りは違法ですやめましょう。
もう時効だよね。
#ダメ、ゼッタイ
そしたら、後ろからゴソゴソまさぐってくる。
#色んな意味で危険運転状態
となりながらも自転車を漕ぎ漕ぎ。
「この辺でとめて」
と彼女が言って止めると目の前にしゃがみ込んでお口で一仕事
その後そのまま致す。
※ダメ、ゼッタイ
行為も終わり、家まで送った時に、
「また遊ぼうねー!」と手を振ってニコニコ笑う彼女。
#かわいい
そして別れたはいいものの、ここはどこ???わたしはだれ。
スマホの充電も切れ、万事休す。
真っ暗な街灯もない田んぼの真ん中をひたすら光を求めて歩く。
(都心に近い都内にこんな何もない場所あるんだ)
30分以上泣きべそをかきながら、今までの粗相を神様に懺悔しながらトボトボと歩く。
すると遠くの方にローソンの光が!!
砂漠でオアシスを見つけたような、そんな感覚。
#未だに思い出せるあの景色
見つけてから15分ほど歩いてようやく到着。
そこに偶然にもタクシーが。
見つけたときには、小躍り。
#ヒャッホゥイ
ようやく家路に着くことができました。
メデタシメデタシ。
とはならず。
その後彼女とは連絡が取れなくなりましたとさ。
やり…捨て…された??
#こわい若者こわい…
あの子は今何をしているのだろう。
元気してるといいな。
おしまい
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