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ロン毛の生き様 ③

意外と読んで頂いてることに感謝しつつ、第三弾、はじめます。
初見の方はこちらから!

冬、寒い日が続きますね。
こんな時ロン毛は便利で、髪をおろせば防御力が高まります。ほんの少しだけですが…あ、でも耳の防寒には以外と役立つ気が…し…まth。
(※あくまで個人の感想です)
あれから長い部分の微調整を何度かしつつ、左右差をなくし見事な前下がりボブを完成させたわけだけど、順調に伸び続けてもはやボブそこにいない。
さよなら、ボブ

そして肝心の短く刈り上げられていた部分が、おそらく10-15cmくらいに伸びた!
後ろの部分は、長い部分に絡めつつ騙し騙し結べる程度まで成長!!
イェエェェェエェェイ!

長い道のりだった。しかしまだまだこれから。横の髪がまだ後ろで結べる長さがないので、結ぶと横だけどうしようもないので、耳にかけてもそのままにしても横で縛ってもとりあえずダサっ

はやく伸びてくれないと、だらしない人に見られてしまう…ただでさえロン毛の時点で他者からの印象はよくないのに。
ロン毛で生きるために、人あたりはよくして…清潔に保ち…きれいな靴を履き…様々な努力をしているのに水の泡。バブル。
これは由々しき自体。
はよう伸びろ、それがしの髪よ。

そしてそして、徐々に髪は伸び、再びあいつが帰ってきた。
そう、彼の名はボブ。長い部分と短い部分の差が激しすぎて、ついに5年ぶりくらいに美容室へ。
伸ばし中の旨を伝えて、カット!

カット前に髪を見た美容師さんに、
「こ、この髪型は…どう…なってるの…??」と。
あまりに長短が激しい&ギザギザの髪形に困惑している様子。
そりゃそうだ。安心してください、セルフカットですよ!
そう伝えると安堵の表情。
「美容師が切ってこれならゾッとした」
らしい。
あたりまえだけど、そんな違うのかプロとアマの差は。
初めてセルフで切っているから、アマ中のアマ、キングオブアマ。
久しぶりの美容院で、心なしかテンション上がる。
人に髪洗ってもらうのこんな気持ちいいんだ…
しかもやさしっ…
こんなの、惚れてまうやろー!
今まで自分の髪にいかにきつく接していたかわかる。ごめん髪。

サクサクと切ってもらい、完璧なボブに。
とにかく頭が軽い。
誰が何と言おうと軽い。
重力のすべては髪の毛にかかっていたんじゃないかと思うくらい軽い。
ドライヤーは一瞬。お団子作っても小さい。
色気づいてワックスとかつけてみる。髪に優しそうな無添加的なのを付けてみる。
なんか今っぽくなったじゃねーか!!
「モテる限界はボブだな。」
そんなことをつぶやきながら、手にしてたタバコに火をつける。
吸わないけど。イメージよ、イメージ。
髪ににおいが付くからタバコはきらい。

髪が伸びるにつれて、ワックスを付けても決まらなくなってくるので、ワックスモテヘアの寿命は一瞬より短かった…。さらばモテ髪。

ボブとモテ髪に後ろ髪を引かれつ、別れを告げる。

続く。



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