フロストバイトロードレース
DNFしたわけでもないが、なんだか忘れていたものを思い出したような気がするので、書いてみる
エントリーしたきっかけは2月のフルマラソン前にステップレースとしてハーフマラソンを走りたかったため
以前は自宅から自転車で行けるレースに参加していたが、いつの間にかその大会自体が消滅
仕方なく他のハーフマラソンを探してみたが、草レースに毛が生えたようなモノや参加層が見えて来ないようなモノばかりで、目ぼしいレースがない
ふと、いつも楽しく聴いてるポッドキャストでフロストバイトについて楽しく話していたことを思い出して、検索するとエントリー受付中
本番のフルマラソンとも間隔はちょうどいい
これは!とばかりに即エントリー
このレース当日の少し前から、晩酌を毎晩することはやめて走らない日は習慣的に呑まない日と設定
過去にやっていたように食事にも気を使うことにした
[レースに向けて]
もう少し若い頃はハーフマラソンに対する調整をしなくても調子良く走れていたが、齢を重ねたせいか多少なりとも調整をしなくてはコンディションが上がっていかない為、レースの週の練習メニューを少しでもテーパリングになるよう入れ替えをした
レースの設定ペースも6年ぶりのハーフマラソン出場とあって思い出せない
過去のタイムを目標にしても到底届きもしない
ネットで検索をし、自分の現在地を調べ設定ペースを決めた
コースや会場、運営等については他人のブログ等に譲るとして、とにかく書き残しておきたいのは自分のロードランナーとしての感じた感覚。やっと取り戻せた感覚。
このレースを通して、レース中に感じたのは諦めずに走り続けることの楽しさ
スタート直後、慌てていたせいでつい飛び出してしまった
呼吸が追いつかない
すぐに気持ちを落ち着かせて、設定ペースしたいたペースをつかむ
途中、少し疲れてきた
でも「諦めずにペースを保って」と鼓舞する
とにかく最低限のペースでも維持したい
以降は追い風、向かい風が極端なこともあって、ペースも上がったり、下がったり
だったら、それに任せて行けるだけ行こう
終盤2キロは出し切ってゴールしよう!と思ったら、コースの距離不足で思わぬフィニッシュ
レース内容は悪くなかったと思う
たとえそれが一般的に速いと言われるタイムではなくても自分自身のレースである訳だから、もちろん全く気にする必要はない
憧れのタイムまで手が届きそうな自己ベストをフルマラソンで記録してからそれに縛られて走ってきた
だけどこの日はそれを捨てた
毎回毎回、大目標を狙っては跳ね返され挑戦したからこそ。と自分を納得させてきた
そうこうしているうちに時間ばかりが経ってた
このあとのフルマラソンでも速く走ることより強く走りたい
数年前から公私共に落ち着かない時期や慢心などもあってレースから遠ざかっていたりもしたおかげで走力も熱意も衰えてた
かなりの年月を費やして、ようやく夢中になってランニングをしていた頃の気持ちを取り戻したような気がする