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英検2級でつまづいちゃっているキミへ

英語学習の目標として、各級の英検取得を考えている中高生はすごく多いと思う。
高校生ならまず英検2級、大学入試に間に合う時期までに頑張って何とか準1級を取りたい、というあたりが一般的だろう。

そんな中で、準2級までは比較的トントン拍子で合格できたのに、2級になかなか合格できない、という人が結構いる。
不合格だとモチベーションも下がってしまい、そのままズルズルと低迷、というパターンに陥る人もちらほら見かける。

まず、英語に限らず、外国語の学習は「レベルが上がるほど難易度が高くなり、上達速度が低下する」ものである。

帝塚山学院大学の稲川右樹先生のツイートがわかりやすい。

多くの人は、学習の難易度はレベルに正比例するように上昇していく、と思いがち。
しかし実際の難易度は、レベルが上がるにつれて指数関数的に難しくなってくる。

指数関数のグラフ

登っていくにつれて傾斜が急になってくる山のようなものである。

で、英検の場合、「あ、道が急になってきた?」と感じられるようになるのが準2級→2級の段階なんである。
このあたりでなかなかハードルを越えられない体験をするようになるのは、ある意味当然のことと言える。

ここのところをクリアしていく方法を考えるにあたっては、「なぜ、難易度が急に上がってくるのか」から考えていくと答えを出しやすい。

これについては別記事でまとめていく予定なので、乞うご期待。


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大越 正浩
コミュニケーション・デザイナー。実態は翻訳とか通訳とか(英⇔日)。 外国語学習についてあれこれ書いていきます。 https://office-unite.com/