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はじめてのテニミュ(ルド吹編)

お久しぶりです!ぎです。
ようやくテニミュルド吹公演を全て観ることができました!え!?もう既に氷帝六角公演の配信がスタートしているのに!?

ということでルド吹こと《都大会編》各公演のざっくり感想noteとなります。
都大会編は個人的に原作で一番面白いと思ってる話なので、まず原作通りやってれば絶対面白いし、どれも期待を裏切らない出来でした!テニミュ凄いな。
不満も色々書いてますが、高い平均点を超えた上で気になった点というだけの我儘な意見です。お気に障る部分があったらすみません。それでも全体的に楽しめましたし、不動峰公演よりレベル高かったと思います。

空耳ミュージカルネタが普通にあるのでご注意ください。


1stシーズン More than Limit 聖ルドルフ学院/in winter 2004-2005 side 山吹 feat. 聖ルドルフ学院


・やはり観やすい!本当に初心者向け。1st、全体を通してその後のテニミュの基礎になってるんだなという当たり前の感想
・初代ルドルフの人達好きなんですよね。1stの他の人たちと比べてもレベルが高いというか。特に特に裕太と柳沢はこの代が一番自分の解釈にあってました
・充電が切れたのは歌って踊ってしまったからという自覚がある菊丸、いい
・『選ばれしエリート集団』、何度聴いても名曲すぎる
・他にもライバル以上敵未満、兄貴が何だの歌、不二先輩による観月討伐ソングとかすごい好きな曲が多い。兄貴が何だ、超いい歌なのに1stだけなんですね…
・1stの観月って正直あまり観月に似てるとは思わないけど絶妙にこういう中学生いるよなっていうおぼこさがあってこれはこれで好き。空耳ミュージカルの店長=観月だとすぐ気づかなかったなあ…というのを思い出しました。店長は店長という生物。というか初代ルドはみんな中学生っぽい

・山吹からは青学キャストが2代目、初見なのに異様に見覚えがあり安心感があった
・というか「反逆の奴隷」も「湾岸クルッティーン血の暁」も「ぶちこみおねしょ」も「有機vs人参」も全部この公演なので脳内の空耳フィルターを解除するのに必死でした。途中で諦めました(聴こえるもんは聴こえる)
・初代亜久津渋くて大好きです。手足なげー
・山吹メンバーも初代が好きかもしれない。違和感なくキャラに見える。アニメに寄せてるからかも…千石の人が上手いですね
ルドルフの出番多くね?やたら試合描写ダブらせてくる…不動峰でもやってくれてよかったんですよこれを(当時の公演状況の関係らしいということは後で知りました)

2ndシーズン 青学vs聖ルドルフ・山吹


テンポは早いしカットもするけどテニプリの「良さ」を損ねてないのが2ndの良さですね。でもさすがに都大会を一気に駆け抜けるのは忙しなかったかなという印象
・この代のゴールデンペアが現段階で一番好きかもです。何かバランスが。大石おまたへ!も完璧でした
・柳沢がめちゃくちゃ動いて喋るので淳の寡黙さがめちゃめちゃ際立って静と動……美少年のマネキンだった淳が都大会敗退のとき悔しーなって言うのがすごい心に来ました
・観月は髪型(サイドがひょこっと出ててツノぽい)も相まってすごい悪魔みがありますね。そんでもって不二先輩のショット音がシャララ〜ンだったの超笑ったし完全に勇者が魔王倒す場面だこれ 聖と邪…
・不二先輩に討伐されてからの観月のギャグ落ちっぷり清々しかったです。2nd以降も大体こんな感じでしたが、もうこの頃には観月=いじられキャラのパブリックイメージがついてたんでしょうね

・2ndの山吹は曲が良い〜。亜久津はハードロック、地味'sはジャズ、千石は昭和アイドル風と山吹の個性の豊かさが現れててとにかく耳が楽しいしキャッチーです。やっぱりこの頃のテニミュソングが好き…
・室町と千石めっちゃ仲良さそう 漫才コンビ?
・『勇気vs意地』の歌い出しにリョーマと亜久津のパート増えてるのが良かった。歌による勇気と意地のぶつけ合い、歌劇はこうでなくては
・あとリョーマの「強くなりたい……もっと…もっと」の演出もこれが一番好きかも
2nd観月が悪魔なら亜久津はデーモン すごくヤンキーっぽかったです。悪役街道邁進中

3rdシーズン 青学vs聖ルドルフ/青学vs山吹


・前回合わねえ!ってなった3rdでしたが今回はそんな気にならなかったです。というかほぼ1stの焼き直しという感じだったのでそれはそう。でも裕太がノムタクに向かって壁打ちするシーンとかタカさんが息ぴったりの黄金ペアに対してそんなことより!って言い放つとか、解釈合わないシーンはまあまあありました
・プロジェクションマッピングの活用が凄かったですね。最初の原作コマと役者を一緒に紹介する所とか面白かったです。
・3rdの観月めっちゃ昔の少女漫画にいる中性的な美形でしたね。カミュのお友達かな?あと淳は一番原作に似てる気がしました
・でも一番気に入ったのは想定外にノムタクでした。あのほんわ〜とした雰囲気と終始ワタワタしてて二次元から飛び出した感すごい。ルドルフのゆるキャラ?でも歌うと力強くて、なんか底知れない猛者っぽいノムタクですよね絶対テニス強い。こいつなら手塚に食らいつける
・『テニスの精鋭部隊』の歌詞「立ち昇る高貴な香り エリートのエッセンス」がしばらくマイブームになってました。観月が作詞した曲を歌わされてる聖ルドルフの皆さんにしか見えませんでした。三ツ矢先生は天才。
よほどインパクトがあったのかドリライまで擦り倒されてて更に笑いました。エリートのエッセンス飛ばすよ~(3rdノムタクで一番好きな台詞)
・ブレ球の映像スクリーンセーバーにしたい
・見せ場がないたシナリオをぶち壊せのメインとなりシナリオアンチの河村が爆誕していてウケました(あと後ろでぶっ壊せぶっ壊せ!って盛り上がってる峰っ子がかわいい)
・D2とD1が交差してギュンギュン動くところで何故か頭に浮かんだ言葉:AC部のMV
・不動峰がルドを激励するシーンがちゃんとある~!助かる vs氷帝まである…橘さんの全盛期を描いてくれてありがとうfeat制度
バスより速い神尾とかぶち込んでくるのが3rdならではだと思いました

・山吹公演なのに聖ルドの新曲ありがとうございます(拝)本当に原作以上に出番があるなミュのルド
・赤澤が観月にタッチするたびに黄色い声があがる
プロジェクションマッピングを一番駆使するのが地味'sだとは思わないじゃないですか もはや派手だよ
・今回の公演から新渡戸と喜多がいてフルメンバー(錦織除)なんですがそう考えると特に試合ないのに最初からいた室町くんって異質ですね。千石と絡ませる相手がいるからでしょうか
・個人的に最高の亜久津は3rdの亜久津でした。試合の終盤がものすごいがむしゃらで当に「燃えすぎた亜久津」だ…!と解釈一致しました。それまではアニメのイメージか起伏が少なめだったので
・総論、3rdテニミュは試合シーンをものすごく真面目にやってくれるので試合シーンがメインの公演であれば割りと観れることが判明しました。2ndまでの曲にかなり愛着があるから新曲に入れ替わってたりすると残念…になってしまう自分の正直さ というか『勝利の神はどちらに微笑む』とか、メロディ変わっただけで歌詞同じだったりしてそこまでして変える必要あるかな…?みたいな部分もあり。相変わらず頑張って差別化しようという意図はわかります

どの代も別の個性が光っていた観月

4thシーズン 青学vs聖ルドルフ・山吹


・前回の不動峰公演がとっても面白かった4th、相変わらずボリューミーかつ原作通りの面白さがあり満足度はかなりでした。でも原作通りを意識しすぎてえっ…?と思うシーンが増えているかなという感想でした。
・まず最初の歌のシーンで全キャラ勢ぞろいするわけなんですけど、なんか知らんブレザーのキャラとか出てきて誰!?!?いたっけ!?!?と不安になり、始まると本当に青学に偵察しに来ただけのモブだったことが判明するわけですが、ただでさえ舞台上大渋滞なのにモブまで混ぜないでくれ~!!と冒頭から引っかかりました。そんでもって辰巴台東とか秋山三中とかそこまで出すか!?な端役が出てくるのはいいとして試合観戦にまで引っ張り出してこなくていいだろ!小柳に至っては何かバナナ食ってキャラ立たせてるし。4thって引き算ってことしないですよね…。各ファンのためにも多くのキャストに出番を、という意図はわかるんですが、人多すぎて試合見るのに集中できないです。テニスの試合がメインの作品なんですけど。ていうかここまでモブ出てて日々野五中の入来がいないの納得いかねーな!!(そこ?)
・あと自転車泥棒の歌や裕太親権争いの歌も要るか…!?人といい曲といいシーンといいもうちょっと削ってコンパクトにしたほうが良いんではなところが多かった、ただでさえルド吹合同で試合数多いのに…。でも不動峰の新曲がめちゃくちゃかっこよかったのでそこはありがとうございます。不動峰、ゲストなのに良いシーンもらいすぎだろ。原作ではこのくらいメインライバル扱いだったんだよなあ初期は…

・良かったトコ~!観月がマジで観月!!4th伊武に続いておっそろしく解像度の高い推しをお出ししてくださり本当にありがとうございます。流石テニソニの時点でたしけが「観月がいる…!」と驚いたという逸話の通りでした。歴代観月のいいとこどり+役者さんの細やかな役作りにより、普段の品の良さも、垣間見える魔性っぷりも、不二に翻弄され這いつくばる泥臭さもある、ハイブリッド観月がそこに居ました…。バレエみたいにくるくるっと舞うような振り付けも素敵ですね。テニスのフォームも綺麗だな。調べたら役者さん学生時代にテニスで関東大会まで行ったことあるって書いてあってびっくりしました 観月より戦績上じゃん
・そんな観月を葬る中性的美少年不二先輩、試合中はずっと^^だったのに「弟が世話になったね…」のところの全く笑ってない凍りつく視線がマジで怖かったです魔王~~~~~!!!!
・概ね原作通りの4thですが試合後に裕太に声をかける不二先輩のシーンは何故か改変され大岡裁きが勃発していたので余計に不二先輩の恐ろしさと観月への対抗心があらわれてましたね。なんでここ変えたんやろ
・4thの淳めっちゃ細くないですか!?確かに彼は空中回転ができるくらい身軽なので解釈一致なのですが線ほっそ!華奢!亮にちゃんと食べてるか心配されるレベルでしょあれ……好みの美少年でした
・あとダブルス2面コート同時試合の演出にクソデカセットがものすごく活かされていて素直にすごい!!!となりました。クソデカセット君やるやん!

・山吹の校歌、今回の公演で一番好きかも。これまでって亜久津は山吹なんだけど山吹とは別枠、っていう扱いだったのが、今回は合いの手を入れたり一緒に踊ってたり、カテコも一緒だったり完全に山吹の一員でしたね。あと壇君めちゃくちゃかわいくなかったですか?女の子???? テニミュは生身の男性が演じるぶん壇君の可愛さ再現までは期待してないんですけど軽々超えてきましたね今回は…
・D2の「よくわかんないけどいつのまにか不二河村が新渡戸喜多に負けてた」試合をマジで訳の分からないニトキタカオス空間で表現するのは力技だな…と思いました。テニスをしろ。あのトンチキ劇場のあとに「青学はどいつもこいつも個性が強すぎて協調性に欠ける」評はどう考えてもツッコミ待ちですよね
・地味'sは存在の地味っぷりをネタにするのではなく、「シンプルにスタイルが地味」という原作通りの地味'sになっていてこれも非常に好感が持てました。亜久津に緩急のアドバイスをするのが南部長になってたのも4th山吹というチームの印象を明確にする良改変だったと思います。カントリースタイルの曲もかっこいい!地味'sの曲、アニメキャラソンも含めて全部好きになってしまった…
菊丸は相変わらずうるさかったです。充電切れた声が充電切れてないのよ
・不動峰と比べるとちょっと4th特有のクセが気になってしまう部分が多かったんですが、演技や歌踊りのレベルは相変わらず高いし、キャラもキャラに見えたし満足でした!でも最後にひとつだけ、最後ひとつだけ、『We are the best team』の後ろでリョーマと亜久津にボッコボコにされる銀華中のシーンをクロスさせるのはさすがに…センスがわからん!!!!!!


またつまらぬ感想を書いてしまった。視聴スパンが長かったこともあり1stと2ndは記憶がおぼろげになって感想少なめになってしまいました。
今回はどの公演が一番良かった!というのは甲乙つけがたいですね。どの公演にもそれぞれの良いところがありました。

ルド吹まではながら観ではなく腰を据えて鑑賞しつつツッコミメモを逐一記録するスタイルを取っていたんですが、ちょっとペースが追いつかなくなってきたので感想記事はひとまず終了にしたいと思います。読んでくださった皆様、ありがとうございました!
引き続き全国立海、そして新テニミュまでテニミュマラソン頑張ります。テニミュという新たな楽しみを覚えた今、更に毎日がたのしいです。テニプリっていいな