Skebで50件納品達成しました
こんにちは筆者です。
noteではいつもテニプリっていいなな記事を雑に書き散らかしていますが、普段は気ままに絵を描いてはネットの隅に放流している趣味絵描き人間をやっています。
今年の3月からコミッションサービス「Skeb」にクリエイター登録しておりまして、先日ついに50件目のリクエストを納品することができました!やったー!
自分のような弱小木端健全専門絵師が7ヶ月(停止期間もあるので実働5ヶ月)で50件納品はなかなかのペースらしく、依頼を下さった方々には感謝の念に堪えません。
そんなことがありましたので、たまには絵に関する話をするのもいいかなと思い、Skebクリエイター活動のコツや体験談を書き記すために今回筆を取りました。
あくまでもn=1のサンプルに過ぎませんが、Skebに興味がある方や運用で悩んでるクリエイターの参考になりましたら幸いです。
リクエストをもらうためのコツ
①実績>>>宣伝
いや実績を作るためにSkeb始めたんだが!?と言われそうですが、店先に売り物が並んでいないことにはお客様には見向きもしてもらえません。
ということでSkebを始めるにあたり、まずはポートフォリオを登録しました。
Skebでは「folio」というポートフォリオサービスと連携させることで、クリエイターページに作品一覧を表示できる機能が備わっています。
これを使えば未だSkebでの実績がない場合でも「こんな絵が描けます!」アピールをすることが可能です。
数多の登録者がいる中からクリエイターを選ぶ際、わざわざ外部サイトまで作品を見に来てくれるクライアントはあまりいないと思いますので、まずはSkeb上で実績(制作物)を見れるようにするのが大事かなと。
実際に始めたばかりの頃はポートフォリオを見て依頼して下さった方がいらっしゃいました。
準備が整ったら宣伝です。
が、はっきり申し上げます。知名度があり固定ファンがついている絵師でもなければ、SNSでの宣伝の効力はあまりありません。
心優しいフォロワーが依頼をくれることはありますが、集客力は低いです。少なくとも私はそうでした。
とはいえ自分も事あるごとに宣伝していますので、やらないに越したことはありません。宣伝はタダなので。
経験上、依頼が最もくるタイミングはSkebの新着画面に載った直後でした。これについては次で詳しく話します。
②アピールを呼び水に
登録したての頃は新着クリエイター一覧に掲載されるのでそこから依頼に繋がるチャンスがありますが、その後は目に留めてもらえる場面が一気に減ります。
自分の場合は最初に数件依頼を貰ったあと多忙で受付停止をしたのですが、再開後は宣伝を行ってもしばらく開店休業状態でした。
そこで活用したのが【アピール機能】です。
クリエイターがクライアントに対し、リクエスト下さい!と直接メッセージを送ることができる、要するに営業機能です。
自己PRやら営業やらが苦手中の苦手である筆者ですが、何事も修行だと思いえいやとアピールを3件送信。結果2名のクライアント様から依頼を受け取ることができました。
その後は先にも書いたとおり、納品して新着画面に載った直後のタイミングに新規リクエストを戴くことが増えました。
依頼が来ない場合はSNSで宣伝するよりも、アピール→納品して新着に載る→新規依頼に繋げる……というサイクルのが有効なのではないかなと私は考えています。
アピールの仕方についても少し書いておきます。
文書は簡潔にしつつも、①キャラクターのどこに惹かれて描きたいと思ったか ②自分の得意な作風やジャンルのPR は必ず入れるようにしています。
また、「お願いする代わりにお安くします」の気持ちで、おまかせ金額ではなく最低金額でアピールを送っています。金額は低めですが、クオリティはいつも通りを心がけています。
私のように営業に苦手意識のあるクリエイターは少なくないと思いますが、折角機能として備わっているのですから使わない手はないでしょう。
③スタイルを確立してブランディング
アピールしなくても依頼が来るようになったはいいものの、自分の場合は画風が定まらずにしばらく模索する日々が続きました。
というのも、人気のあるクリエイターを見ていると、画風や構図、色彩などがある程度フォーマット化されている場合が多いことに気づきます。
これはSkeb関係なく活躍されているクリエイター全般に言えることではありますが、特に打合せなし一発勝負のSkebにおいては「この人に頼めばこういう風に描いてもらえるだろう」というスタイルがある方が圧倒的に有利なのです。
ということで、それまでに最も反響のあった「ウエストアップの立ち絵+ポップな柄の背景」のスタイルで納品するようにしたところ、あなたのスタイルが好きです!と依頼を下さる方が増えました。
あとはサムネや告知に使える透過版の立ち絵を同梱するようにしたからか、国内外の配信者の方から依頼をたくさん戴くようになりました。
ブランディングとまでは行ってませんが、今のところこの路線は成功だと考えています。(もちろん依頼内容によって臨機応変に対応はするので、描ける限りはどんなリクエストも受け付けています!)
おまかせ金額について
自分は10/23現在は5,500JPYに設定しています。
Skebにはおまかせ金額の自動調整機能があり、依頼の数や金額によって自動に上げ下げしてくれるのですが、自分は一定のクオリティを担保するためにOFFにしています。
あくまで自分の場合は、一応時給1000円割らないようにを基準に、あとは自分と同じくらいの画力(書き込みとか塗りとか)の方がどのくらいに設定してるか比較しながらおまかせ金額を決めています。自分の画力を客観的に判断するの、気が狂いそうになるくらい難しいですが…。
お値段は据え置きにしつつ、依頼が来なければ下げ、多すぎるようなら上げ、を手動で調整するのが、一番適正価格を把握しやすいかなと自分は思っております。
始める前は依頼がこなかったらどうしようという気持ちから長い間登録に踏ん切りがつかずにいた筆者でしたが、
どうせならいっぱい稼ぎたい描きたい!という気持ちで上記のように取り組み活動を続けてきました。
そして6月から現在まで、常に途切れずに依頼を貰い続けています。ありがたいことです。
その間ずっとSkebって楽しいじゃん!状態のため、納品ペースは週2〜3本。
天衣無縫を超えた今、私は確定申告の扉の前にいます。
依頼お待ちしてます!
最後にSkebの宣伝をこちらにも貼らせて下さい。
女の子の絵を得意としております。大体2週間〜4週間で納品可能です。ご興味がありましたら是非覗いて見てください。
それでは皆様、よきSkebライフを!