自信は「特定のタスク」から作られる
自信は「特定のタスク」から作られる
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多くの人が「自信をつけたい」と言います。
自信があれば、何でもできるような気がしているのです。
また、活躍している人たちを見ると、とても自信がありそうだからです。
自信満々でプレゼンテーションを行い、
楽しそうに事業を行い、
自信を持って人と関わっています。
「あの人は自分に自信があるんだ」、私たちはそう思います。
そして、「私も自信が欲しい」と思うのです。
「自分のことを好きになれば、人間関係がうまくいくはず」
「自信がつけば、起業できる」
「自信があれば、営業ができる」etc.
自分に自信をつけようとするのですが、
なかなか自信が手に入らないのが現実です。
なぜでしょうか?
ハイパフォーマンスを発揮している人たちの研究で、
とても面白いことが分かりました。
それは、
「ハイパフォーマー達は、
自分にではなく、特定のタスクを実行することに対して自信を抱いている」
ということでした。
例えば、
トップセールスパーソンは、自分に自信があるのではなく、
「新しい人と仲良くなる」というタスクを行うことには自信がある。
料理が得意な人は、自分に自信があるのではなく、
「お肉を焦がさず焼く」というタスクを行うことに自信がある。
目標を達成する人は、自分に自信があるのではなく、
「自分がワクワクする目標を立てること」「計画を立てること」「ミスから学ぶこと」
ということを行うことに自信がある。
つまり、パフォーマンスが高い人は、
「自分」ではなく、「特定の作業・特定の行動」にフォーカスしているのです。
多くの人が自信を欲するのは、
「できていないこと」のことを考えて不安や、自分への頼りなさを感じるからです。
「具体的にできること」にフォーカスをしましょう。
あなたが上手にできることは何でしょうか?
あなたがこのことはちゃんとできるということは何でしょうか?
そして、
「ゴールを実現するために具体的に○○というタスクができるようになろう」
と考えてみましょう。
あらゆる料理が、1つ1つ作業から成り立っているように、
全てのゴールは「タスク」の積み重ねなのです。
自信は、そうした1つ1つのタスクに対して、
抱くようにしましょう。
少しでもヒントになれば幸いです。
池田貴将氏メルマガより