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全知的な読者の視点から ネタバレ 結末①
『全知的な読者の視点から』っていうLINEマンガで連載中のWeb漫画のネタバレです。
ネタバレが嫌な人は今すぐ戻ってください
ネタバレを読まれない方が原作を楽しめることは確実です。自分自身も原作の終盤を読みながら鳥肌が立ち、読むのが止まりませんでした。
終盤の結末までに至る緊張感、ワクワク感、終わってほしくない感情は、もう他の作品では味わうことができないと思います。
原作小説もいつかは日本語訳が出ると思います。日本語訳がなくて、ネタバレを検索してしまった人は、絶対に待った方がいいです。
漫画版も後、9年あれば終わります。
それでもいい、または、待てない人は読んでください。
最後の忠告です ネタバレ注意
それではネタバレをどうぞ
一言でいうなら
「俺だけがこの世界の結末を知っている唯一の読者だ」
ってことです。
この漫画の設定上当たり前じゃんと思う方もいるかもしれません。主人公が読んだファンタジー小説が現実になったから。
LINEマンガのコメントでも作者も結末知ってるだろっていう指摘もありました。
しかし、『この』世界というのは主人公(ドクシャ)が生きていく世界です。
小説の結末ではなく、世界の結末なのです。
主人公(ドクシャ)がユジュンヒョクとシナリオをクリアしていく世界は、主人公が小説を読んで、考えた事が現実になっただけです。
全知的な読者の視点からの世界は、主人公の妄想?によって作られたものです。
ですので、主人公に都合のいい展開や、スキル『第四の壁』によって守られています。韓国の登場人物、韓国の星座が強いのも主人公が韓国人だからです。
ユジュンヒョクの回帰も主人公がそうして欲しいから(ユジュンヒョクの話を終わらせたくなかったから)起こしていたことです。
ユジュンヒョクの後見星は、別世界の主人公です。
主人公が小説みながら、子供のうちから自分がこの世界に入ったらこうしたのになぁってことが現実になっていたわけです。
つまり、この物語は主人公が昔考えてた結末にたどり着くようになっていたわけです。
ですが、主人公が世界の創造主ってわかって終わりではありません。
主人公が、別の世界の主人公に変わって世界を考えることにしました。
主人公は、自分がこの世界を創造し、自分の仲間達、ユジュンヒョクを苦しめさせていたことを知ります。
小説のシナリオを全てクリアしたユジュンヒョクとの約束、『自分の回帰させた奴を殺してくれ』という約束を果たすため、主人公は別世界の自分を殺そうとします。(小説のユジュンヒョクと主人公の世界のユジュンヒョクは別の登場人物です。)
ちなみに、星座『隠密な謀略家』が小説のユジュンヒョクです。
ですが、他の仲間達によって、止められ殺せず、別の世界の主人公は物語を考えることから解き放たれます。
これで一件落着と思い、仲間達はシナリオから解放された地球に戻ります。
しかし、誰かは世界のことを考えなければ、世界が終わることに気づいた主人公は、スキル『アバター』を使うことで、自分の49%の分身を仲間たちと行かせ、自分は世界救うために残ることにしました。
これが『全知的な読者の視点から』の結末です。
ですが、これではスッキリしません。
エピソードはここで終わりですが、エピローグがかなり長くあります。
エピローグでは、主人公が一人で犠牲になったことに気づいた仲間達が主人公を救うための話です。
『滅亡した世界で生き残る3つの方法』の作者が誰か
ユジュンヒョクの『0回帰目』(ユジュンヒョクがなんで主人公を後見星に選んだか)
ユジュンヒョクのスキル『集団回帰』による1865回目の回帰
主人公が別世界の主人公になるまでの過程
などなどすべてエピローグに書いてます。
魔界に行ったり、小説の第二の主人公だったり、1863回帰目の世界線(小説の最後の世界)に主人公が行ったり、999回帰目の仲間たちがシナリオのラスボスだったり、ネタバレできることがめっちゃくちゃありますが、結末だけ書いときます。
何か全知的な読者の視点からの質問あればどうぞー