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エース好きによるエース布教(しゅーまい杯10-0)

【注意】
本noteは重複した質問への回答も目的の一つとしてあったため、その部分を優先的に記載して作成しています。そのため今後追記や全体的な構築の修正、誤字脱字の添削などをする可能性もございます。
その旨ご承知おき願います。
上記より通知がうるさくなる可能性があるため、細かな通知の場合はサイレントで修正させていただきます。
※大きく追記した場合には更新通知を飛ばすように致します。

直近の変更
有料部分に下記を追記
・カタクリ対面:6章
・広島エリア予選に出る場合の構築:7章
・採用カード解説:7章(7-3)
※既に購入していてエース使う予定の方向けなので有料部分に追記しています。

0. はじめに

しゅーまい杯で優勝したツイートをした後、エースに関する質問や嬉しいコメントを多くいただきました。本当にありがとうございました。
ただ、件数が多かったことから時間をとれず、質問に対する回答が雑になってしまうことが増えてきましたので、回答できる範囲をまとめられるよう本noteを執筆することにしました。
そのため、本記事ではしゅーまい杯時のレシピを主として取り上げ、そのレシピでの相性表や採用しているカードの説明などを主に記載します。

公式3on3や(落ちました…泣)
エリア予選も控えているので最新のレシピや各対面の細かなプレイングは控えさせていただきますが、エースを使うにあたって参考になりそうなことは書けると思います。
読者様がエースデッキを組む際の参考になれば幸いです。

なお、筆者は目まぐるしく環境が変わるワンピースカードでの構築とそこに至る検討内容は水物だと思っています。
そのため、本記事の内容は永続的に参考になるものではなく、(またワンピースカードで初の記事で信頼もないと思うので)主に伝えたい部分は全文無料にしています。
そのため、駄文でも責めないでください…お願いします…生まれてきてすみませんってなってしまうので…

とはいえ、本記事のメインである無料部分を読んで少しでもためになったから投げ銭してやっていもいいかなという方は、投げ銭感覚で最後の有償部分も買っていただけると嬉しいです。
(いただいたお金はワンピースカードの大会への交通費として使わせていただきます。今月も非公認/店舗予選への交通費だけで1万弱の出費なので・・・)

なお、有償部分の内容はメインほど力を入れるつもりもないので、投げ銭以外での購入は非推奨です。繰り返しますが投げ銭感覚での購入をお願いします。(投げ銭多くいただいているので申し訳なくなり力を少し入れました。)
とはいえ折角お金を出していただいくので、エースを使いたい(理解したい)方向けに筆者が受けたQ&Aの共有、ワンピースカード初級者向けにデッキ構築の考え方などを掲載しようと思っています。

※最後に、noteの画像は無断転載ではございません。


0.1. 本noteの用語

  • k:k=千 という意味
    1k=1000 2k=2000

  • L:リーダーの略

  • <キャラ><数値>:<キャラ>で<数値>パワーで攻撃の略
    L5k=リーダー5000で攻撃 バギー6k=バギー6000で攻撃

  • <数値><キャラ>:<数値>コストの<キャラ>の略
    同名のキャラが複数対いるときに使用する。4マル=4コスト5000のブロッカーマルコ

  • t:ターンの略
    先1t=先攻1ターン目 後2t=後攻2ターン目

1. レシピの紹介と簡単な解説

1.1. レシピ

9/23(土) しゅーまい杯レシピ:MokeyMokey様で作成

1.2. 本記事紹介レシピでの戦績

①9/23(土) しゅーまい杯 個人 10-0 優勝

②9/24(日) しゅーまい杯 3on3 4-1 チーム3-2オポ落ち (サブイベ2-1負け)

1.3. 相性表

対面相手:先後選択 / 有利不利 で記載していきます。
※先後選択のぎりXX:どちらかがいいか筆者も悩んでいるが恐らく・・・レベル
※【特別枠】:環境に基本いないので考慮しないでいいけど微不利以下なデッキ

  • 紫ルフィ:ぎり後攻 / 微有利

  • 黄エネル:ぎり先攻 / 有利寄り微有利

  • 赤緑ロー:後攻 / 不利寄り微不利

  • 赤紫ロー:後攻 / 有利寄り微有利

  • 黄カタクリ:先攻 / 微不利

  • 赤ゾロ(ひげ型):ぎり後攻 / 微不利

  • 赤黄ベロベティ:後攻 / 有利寄り微有利

  • 青黒サカズキ:先攻 / 微有利~不利
    ※サカズキの構築次第で大きく変わるため。感覚的には微不利~五分の構築が多いです。不利までいく構築は環境的にほぼいないと思うのですが組むことは出来るので一応…

  • 緑ウタ:ぎり先攻 / 微不利

  • 【特別枠】青ナミ:後攻 / 不利
    言うまでもなく不利です。

なお、上記の有利不利は下記を前提としています。
①自分が各対面の特徴を抑えて後出しじゃんけん(一部押し付け)プレイが出来る
相手がエース対面の理解度が一定(非公式オポ落ちレベル)以上
③本レシピの場合
そのため、①の条件を満たしているうえで②を満たしていない相手であればもう少し相性はよくなります。

1.4. 本デッキの構築プロセス

下記のプロセスを踏みながらデッキを構築/カードを採用していきました。
実際にはもう少し細かいのですが、長くなるのでざっくりと書いています。

  1. 白ひげ特徴軸エース必須のカードをとりあえず4積みする
    イゾウ、4/5マルコ、白ひげ海賊団

  2. 最大母数の紫ルフィに微有利をとれるようにする
    7エース、1コス、マキノ、ジェッピ、炎帝、十字火、円卓、(4マルコ)
    ※4マルコが()の理由は、プロセス1で既に4積みしているため。
     記載している理由は強く使えるシーンがあるカードの共有のため。

  3. 次に母数が多くて強いエネルに微有利をとれるようにする
    ストライカー、9ひげ、7エース、(4/5マルコ)

  4. 微不利で数もいる赤緑ロー/ゾロ対策のカードの枚数を検討する
    バギー、海震、ジェッピ、(5マルコ)

  5. 最終調整
    ここまでに上げたカードをベースに、シナジーを生みやすいカードの採用や枚数調整をし、デッキ全体のカウンター値を意識した後、各対面全てにPSで勝てる程度の微有利になるよう最終調整をする(無理に有利までもっていく必要はない)

1.5. 採用カード解説(一部)

  • ST01-015 ゴムゴムのJET銃

5弾環境はパワー6kのキャラや、5kでも打ちたいキャラが多いです。
同時に、エースが苦手なマゼランや、面倒な展開になることがある4ボルサもいるので、トリガーで発動した時のリターンが非常に大きい環境でもあります。
そのため、多少の上振れもお祈りして炎帝と合わせて8枚積んでいます。

●豆知識
6k除去8枚積みの場合にマリガンなしでライフに1枚以上入る確率は約59.9%。2枚以上入る確率は約17.6%です。

また、4マルコ、ストライカーが面を処理しながら展開を遅くしたときに強く活きるカードであるため、こことのシナジーがあることも評価できるポイントです。

参考までに、ジェッピを打ちたい対象(パワー6kカード+α)を下記に記載します。
・パワー6k:5キッド、5クイーン、パウリー、紫4-6k、サボ、ルッチ、ゼフ、オーム、ゲダツ、緑ロー2種、5マルコ、(4ボルサ、マゼラン)
 ※()は通常起動で対象には基本出来ないがトリガーで処理できるキャラ
・その他打ちたいキャラ:リーダーベロベティの5k帯、紫3ロー、ブロッカーサンジ

最後に、5弾環境は十字火も使う場面が多い環境で、その十字火とシナジーがあるのも採用につながっています。

  • OP03-008 バギー

一番大きな採用理由は、紫ルフィ対面で1tに1コストのキャラを出したいからです。
本体面では、これが出来るか否かが大きく勝敗に影響します。

特に先攻で1tで1コストのキャラを出せない場合、2tで出したい3コストのキャラがいないことから、トップドローしない限り2tの行動が8kパンチをして相手のライフ1消費でハンドを1枚増やすことになるのですが、1コストのキャラを出していれば5k×2 or 5k 6kでハンド2枚消費またはライフ1消費させることができます。
※後攻の場合は4-6kに対してジェッピを打てます。
同時に、紫ルフィは4k以下の小型のキャラが基本的に出てこないので、1kカウンター以上の役割を果たすブロッカーとしても機能します。

そのうえ、バギーはエースに入れる価値が高い1コストキャラの中で唯一のパワー3kキャラです。
これは、単純にドンを付けて攻撃することが容易なほかに、本環境に非常に多い6k帯に対して、4積している7エースとのセットでドンを付けずに攻撃できるという魅力もあるパワー値になります。

他にも、1tから1コストを置きたいサカズキも母数が大きく、微不利対面である赤緑ローやゾロに対しても強く出れるのがバギーの強みであり、採用している理由です。

  • OP01-006 お玉 / OP02-0015マキノ

この2枚は特徴白ひげ海賊団以外の2kカウンター枠として競合します。
それを踏まえてマキノさんを優先して採用した理由をざっくり述べると、紫ルフィにはマキノの方が圧倒的に強く、レシピ的にマキノさんの方が相性がいいからです。

とはいえこれだけだと雑なので、もう少し深堀するため、それぞれのメリットを列挙してみます。

◆お玉のメリット
 ①2kカウンターであること
 ②セット除去が強い
  ・海震 / 5マル / 9ひげ:5k
  ・3火拳:4k / 7k or 5k / 6k
  ・ジェッピ:8k
  ・炎帝:10k
 ③マイナスしての連打が強い

◆マキノさんのメリット
 ①2kカウンターであること
 ②アグロムーブ可能
 ③相手に小型が少ない時の疑似ブロッカー
 ④リーサル力強化

次に、上記を踏まえてなぜ今までお玉が優先的に採用されていたかですが、これはメリット②のセット除去が非常に強いメリットになる環境だったことが理由です。

本来メリット②は単体で仕事ができず、また除去したい対象がいないといけない関係上条件がきつく、メリットとしては弱めになります。ただし、3-4.5弾では白ひげ対面を絶対に意識する必要がありました。

白ひげ対面では「此方が9ひげを出す」ことと「相手が4マルコを出す」ことがほぼ既定路線でした。これはすなわち、「セットの相方がほぼ確実に存在する」「ハンド消費なく除去ができる」「除去対象が存在する」ということになりますので、お玉さえハンドに来てしまえば強く使えるといえるほど条件が緩かったのです。

これが、お玉が優先的に採用されていた理由です。
ついでに1つ覚えておいてほしいのですが、上記を踏まえるとお玉の主な使い時は6t以降でした。

なお、メリット③は面展開をしにくいエースにとっては活かしにくいメリットですので、採用理由にはなりませんでした。(赤緑ローやゾロだと強く使えます。)


次に現環境との相性を考えます。
まず、お玉のメリット②はセットにするという性質上基本的に3t以降に使われます。
では現環境で3tに強く使えるケースは何があるかというと
・対赤紫ロー:後3tに5マルとセットで紫3ローをとる
・対赤黄ベロベティ:後3tで適当な5kを処理する
上記くらいしかありません。
(ほかにも使えるケースはありますが、2kカウンターと1ドンを使うほど処理したいかが基準です。)
なお、上記はそもそも有利対面ですので、大きなアドバンテージを取れなくてもいい対面になります。

4t以降では使いどころが増えてきますが、今環境は大型環境です。
これは(エースにとって)2kカウンターの価値が下がったことを意味しています。そのため、メリット①が弱まっており、ハンドに残したときの役割がメリット②だけになります。

また、4.5弾で4ローが登場したことにより、紫対面ではハンドからのセット利用自体が難しくなりました。それもメリット②にとって向かい風となっております。

次にマキノさんについて考えます。
まずメリット②③は2tから役割を果たします。
特に環境に最も多い紫ルフィは小型が少ない関係上、2tに出したマキノさんを基本的に5k以上で処理することになります。
そのため出すだけで②③の二つのメリットを享受できるというわけです。

基本的にどのゲームにおいても、アドバンテージは早いターンにとれた方が強いです。
そのため、これはお玉のメリットと比べて大きくリードしているポイントといえます。

また、メリット③④はともに中盤-終盤に役割を果たすメリットです。
そのため、メリット数での比較でも序盤-終盤にかけて全てマキノが上回っていることがわかります。


最後にお玉、マキノさんそれぞれのレシピとの相性を考えます。
デッキにジェッピ / 炎帝が4枚積まれており、火拳がないことを踏まえると、お玉は5マルコとのシナジー以外では基本的に上位の処理手段があることの方が多く、使わないケースが多く発生します。
(セット利用は単体利用より再現性が下がることも踏まえて、上位の処理手段と言っています。)

一方でマキノさんは、1コスが7枚入っており、かつ1コスにアクセスできるサーチも4枚あるため、十分使うケースがあると言えます。
同時に、マキノさんを使うことでレシピ内の他1コストキャラ7枚のバリューも上がることになります。

ここまでの内容を踏まえて、今回私はお玉ではなくマキノを2kカウンターとして採用しました。


2. おわりに

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
伝えたいことが伝わったかは不安ですが、少しでも糧になっているよう祈っております。

なお、この先は有料部分になります。
0. はじめ にでも書きましたが、投げ銭感覚でお金を払ってもいいと思える方のみ購入をお願いします。

2.1. 参考note

エース使いであれば読んでおいた方がいいnoteを記載します。
ただし、5弾環境の話ではないので、noteの紹介+今読むのであれば主に参考にすべきポイントを記載します。

  • ひげ軸で動く時の戦い方

  • 各カードの強みの説明

  • 9ひげ型のエースが強い理由

  • 対赤緑ローと攻撃してこないリーダーへの戦い方の一例

9ひげを2枚入れたい構築であればより読む価値が増えるnoteだと思います。
ただし、筆者のレシピは7エース軸のレシピですのでその違いは念頭においてください。
軸によって評価が変わることは多々あります。
ただし、デッキ構築の段階の評価と対面する相手によって変わるプレイングの段階での評価は別ですので7エース軸だとしても9ひげを主軸にプレイした方がいい対面や初手だった場合に、カウンターとして切っていいイベントの選定などに使えると思います。

  • 大会でのデッキ選定の方法

  • エースのゲーム展開の速度

  • カタクリ戦を例にした大局観
    ※ゲダツの有無が大きく関わるのでそのまま読んでokという話ではないです

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