国際女性デー HAPPY WOMAN FESTA
先日、和歌山の南紀白浜空港で開催されたHAPPY WOMAN FESTAに+SPACE galleryさんが出張展示をするということで私の作品も展示されることとなり、白浜空港まで行きイベントに参加しました。
そもそも国際女性デーは3/8だということを皆さんご存知だろうか。
3/8は女性の生き方を考えるという日で、国際的にはかなり有名だが日本では全国開催まで至らず、2023年では24の都道府県に限っている。
出典(https://happywoman.online/festa/)
国際女性デーでは、ミモザの花を女性に送る文化があるらしく(光や太陽・幸せなどを意味)会場内は黄色を基調にとても華やかで南紀白浜空港の新ターミナルの新しい空間とよく調和していた。
今回は、和歌山県初の国際女性デーのイベントで実行委員の方々のご尽力があり発端から約2ヶ月ほどで開催というスピード感のあるイベントとなり、私はその実行委員の1人であるウンインペンさんが運営する+SPACE galleryが展示するスペースに作品を置かせてもらった。
イベントは地域色もあり、参加されている方が皆さん楽しくパフォーマンスを披露されていて、観ている方も楽しそうでとても心が安らぐイベントだった。
人権を考えるイベントではあるが、人がそれぞれ女性だから男性だからということは関係なくみんな楽しんでいる、そんな風に感じ、イベント自体権利を主張するためにやる!という固いイメージではなかった。
実行委員の皆さんなどのこれまでの生き方をお話されているとき、それぞれの立場があり、性別もその枠組みの一部であり、同時に生活を左右するものであることを改めて認識することもできた。
私の作品モチーフは人であることが多い。
国際女性デーは女性の人権を考え直す日、場であるが、人と人がどのように暮らしていくのかを考える場だと感じた。
私はセクシャルマイノリティだが、今まで人権を考えるイベントに参加することはしなかった。
それは無知だったんだな、と改めて感じることができた。誰もが声をあげるべきだ!ということではないが、今の自分にできることを前向きに考えることが大事だと学んだ。
みんなが楽しく暮らせる社会、目指すのは遥かに難しいけれど、絵を通してそういった活動にも尽力できればと思う。
6月は和歌山で個展があります。
ぜひ、たくさんの作品を観に来ていただきたいです。