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【東南アジア料理】タイのホーモックとマレーシアのオタオタ、カンボジアのアモックの起源はインド?
タイのホーモックห่อหมก 、おいしいですよね。
レッドカレーペーストと魚のすり身、ココナッツミルクのスパイシーかつまろやかな味わい。そしてバイマックルー(コブミカン)のアクセントがたまらない。
ところで、先日マレーシアの在住の友達がバンコクに遊びに来ました。一緒にホーモック ห่อหมก を食べたのですが、友達が一口食べて、「これ、オタオタだよね」と一言。
そっか~!そうだ! なんか食べたことある味だなあ、と思っていたけど、タイ料理のホーモックとマレー料理のオタオタはすごく似てる!
マレー料理のオタオタ otak otakとは
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調べたら、オタオタはインドネシア発祥らしい。ニョニャ料理として紹介しているサイトもありましたが、いろんな文化が混ざった東南アジアならではの味なんでしょうね。
ちなみに、オタオタはマレー語で「脳みそ」という意味。まあ、見た目的にもそれっぽいといえばそれっぽいかも。
ハーブたっぷりのカレーペースト的なものに魚のすり身やココナッツを混ぜて滑らかにしたら、ニッパヤシの葉ではさんでグリルして完成。
レシピはこちら👇
タイ料理のホーモック ห่อหมก とは
一方、タイのホーモックは、レッドカレーペーストに魚のすり身とココナッツミルク、卵を混ぜて蒸しあげた料理。
バナナの葉で作ったカップや、バナナの葉で包まれていることもありますが、ちょっと素敵なレストランとかだとココナッツの殻の中に入れて供されることもあります。
レシピはこちら👇
カンボジアのアモックអាម៉ុកも仲間?
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今回、調べてて面白かったのが、カンボジア料理のアモックがホーモックの起源かも、というWikiの記載。
文化人類学者のペニー・ヴァン・エステリック氏によると、東南アジアのココナッツベースのカレーはインド化の結果であり、アンコール崩壊後の15世紀にクメール王室の料理人によってアユタヤ王国に導入され、後にカレーとしてカンボジアに再導入されたという。
カンボジアで食べたアモック、めちゃめちゃ好みの味で忘れられないのだけど、確かにホーモックを緩いスープ状にした料理といわれればそんな感じ。
インド→カンボジア→タイ→カンボジアという流れなんでしょうか?
インドネシアやマレー半島もヒンドゥ教の王朝があったらしいので、その際にココナッツカレーが伝わったのかもしれません。
それにしても、インド(というかヒンドゥ教?)の影響が東南アジアにこんなに強く残っているとは。世界の文化のつながりって本当に面白いなあと思いました。