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Python環境なしで、任意の検索結果に対して、アフィリエイトサイトリンクが入ったURLをJinbaflowによって自動でリストアップするワークフロー

まずは、Jinbaflowについて

jinbaflowは、日本のスタートアップが手掛けているオートメーションツールで、私もその開発に一部関わっています。Difyに比べるとまだまだ開発途中。
ただ、開発思想がやや異なり、Pythonのコードを生成することを中心に行うことでできることの高度化を狙っている。どこまで、使いやすくできるかがこれからのカギです。。

サイト:https://flow.jinba.ai/

  • 文章による指示でコードを作りながらフローが組み上がる。

  • Pythonが自由に動く。ただコードそのものは書かなくていい。(ただコードも編集)

最初の画面はこんな感じ

とあるキーワードでGoogleで行った際に、どのサイトにアフィリエイトリンクを存在しているのかリストアップするフローを作る

DifyやGumloopなど同様に基本的になんでもできますが、今回は、ちょっと難しそうなものを作ってみます。
こちらが作ったフローです。どなたでも使えます。(サインインが必要)https://flow.jinba.ai/shared/bf55941b-6b24-4c62-bd05-1d19d8e666f4

Google Searchのモジュールを入れてみる

分かり辛いが、Difyと同様に、SerpAPIを使っている。
Input_1に検索する言葉、Input_2にAPIKeyを入れる。APIKeyは以下で取得https://serpapi.com/users/sign_in


2024年ドライヤーで検索を行ってみる(テーマは特に他意はありません)


早速抽出してみる。

抽出結果。人間ではわからないのでAIに聞いてみる


AIにとりあえずキレイにしてくれるように聞いてみる

AIモジュールを作成し、PromptBlockの中に「検索結果で出てくるURLをリストアップして」とお願いしてみる。

なんか見やすくなっている

ただこのままだと後々の処理に使えないので、ちゃんとPythonで使えるようにお願いしてみる

ちょっとテクニカルですが、出てきたものをさらにAIで処理を加える。
二段階にすることでより安定して変換させる(ただし、AIのため、アウトプットがあまり安定しきらない。確実なアウトプットを目指すためには、プロプントの強化が必要。そのために、今回出てきた結果をさらにコピーして張っておくことで今後も同じ挙動をしてくれる)

ここからは各URLをWebスクレイピングしたい。Webスクレイプ用のモジュールが存在しているためそちらを使うと内容が要約されて帰ってきますが、今回は、エラーハンドルを行うためにPythonにお願いする。


スクレイピングを行う

いくつかのサイトはスクレイピングの防止策を行っているため、エラーになったときにどのような処理にするのか明記する。結果、各サイトに載っている。URLの取得に成功。

次に取得したURLにどのようなキーワードがあれば、アフィリエイトサイトとなるのか判別するために、下のサイトを元に作ってみる。

判定はPythonにお願いする。

アフィリエイトサイトの検索の条件を教える。

最後に、ここまでの結果をまとめることで、元のURL、アフィリエイトサイトが入っているのかの判定。さらには、各サイトに載っているURLのリストを作成。


CSVとして最後にダウンロードすることが出来る。

こちらの、ワークフローを試したいかたはぜひ、以下で試すことができます
https://flow.jinba.ai/shared/bf55941b-6b24-4c62-bd05-1d19d8e666f4
もし使い方に不明点がありましたら、contact@carnot.aiにいつでもお問い合わせください。


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