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オートメーション系のAIツールのカオスマップを作ってみた。Difyとか、Makeとか、Jinbaflowとか


皆さん、こんにちは、Jinbaflowの開発に携わっているエンジニアです。Jinbaflowは日本発のAIツールです。
リンクhttps://useflow.jinba.ai/

簡単にご紹介すると、DifyとCursorをくっつけたようなツールです。
僕らがなぜこのツールを作ろうとなったかは、下の記事に書いてあります。

世界でガンガン面白いプロダクトが生まれているのに、日本として乗り遅れてはいけないという思いがあり、プロダクトの開発を行っています。
例えば、Zapierや、Gumloop、Makeはサンフランシスコを中心としたテック界(正確には、Zapierの創業者はCanadaからやっていますが)だったり、Difyは中国からだったりと、グローバルにプロダクトどんどんと作られ、世界中のユーザーに使われています。きっと日本でも、多くの人がこのようなプラットフォームを使ってプロダクトやサービスを作っているのだろうと思っています。

さっそくカオスマップ

アメリカ人のプログラマーがいるため資料は英語です。ご容赦ください….

軸の設定:
縦軸に、扱うタスクの難しさ、横軸に誰向けのプロダクトなのか、さらには、コード生成を中心とした発展をしているのかについて表しています。

もちろん、ここには、表現できていない様々要素があるのも事実です。例えば、作れるプロダクトの広がりや、使いやすさなど。Difyは、とにかくFrontEndがかっこいい。あそこまでの完成度は本当に脱帽です。Zapierに関しても、サービスを繋げるという目的に対して非常に実直であり、ユーザーを引き付けるものがあります。

分類結果

大きくいってしまうと、「いかに単純につくれるか」または、「いかに複雑なものが作れるか」のどちらかに起点を置くことが、ワークフロープロダクトの作成において非常に重要だと言えます。

例えば、Zaiperの明らかに誰でも作れることをコンセプトにしたUIは、Non Programmerであったとしても気軽にワークフロー作成を始めることが可能です。但し、やれることに制限が存在しているために、複雑な調整を行うにつれてシステムに人間が併せる必要が出てきます。

一方で、Difyはやや高度さが増すために、使いこなすためには多少のプログラマー的な思考が必要になります。これは必ずしもコードが読めることを必須としておらず、論理的にステップを考える能力など、ユーザーの考える力やツールそのものへの慣れに頼らざるを得ないといけないところがあります。

結局は、みんな誰でもワークフロー設計ができることを目指しており、その使いやすさは、できる複雑性と反比例している。という状況です。


やれることの難しさと操作性(コードNaitiveに近いか)は反比例しうる

分類して思ったJinbaflowの方向性

Jinbaflowのポジション:

  • Jinbaflowで実現したいのは、コード生成を基本としたワークフロー作成の自動化です。これにより、本当に細かい設定を、簡単に指示することが可能にし、より複雑なものを簡単に生み出すことが出来る仕組みです。
    これは、先ほどの、反比例を覆すことが出来る可能性を秘めていると考えています。つまりは、別にエンジニアリングがわからない人からしても、指示すれば設定されていくというあのコード生成を体験したプログラマーが味わった感動を届けることが出来るかもしれないと思っています。

    ただ、現段階だと明らかに、プログラマーよりなことは間違いなく最もとっつきにくく、非プログラマーからするとどうすればいいか分からないツールにもなりえてしまうことです。また、他ツールと比べると明らかに繋げられるサービス数も少ないです。

    そこで、これからの開発の方向性

  • 連携できるサービスの数を各段に増やしていく。

  • コード生成がスムーズに行える要素を追加していく。

  • その上で、作ったコードがすべて一括して見れる機構や、作ったものがPublicにできる、OSS化などわくわくする機構をじゃんじゃん作っていく。


ぜひ、使ってみてフィードバックをください

プロの世界の中で、甘いことを言っているんではないと、怒られてしまうかもしれません。大手競合のグローバルは、本当にすごい。
超一流のプログラマーを用意し、地元のマーケットのニーズをつかみ、グローバルに発信しています。その、スタートアップとしての流れる速度と勢いは本当に尊敬しています。我々のチームも、本当に昼夜問わずコードを作り、討議を繰り返し、作り続けています。もちろん、世界のトップとの差を感じるために、時にはサンフランシスコやグローバルのテック関係者と話し、自分たちに何が足りないのか自覚することもあります。

我々のプロダクトの成長を一緒に支えていただきたい。
それには、ユーザーのフィードバックを常に耳を傾け続ける必要があります。なので、ぜひ使って感想をいただけないでしょうか。

一緒に面白いものを作らせてください。どうぞよろしくお願いいたします。


最後にリンクhttps://useflow.jinba.ai/


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