扱いにくい生地
こんにちは。
今日は、暑さもおさまり、幾分過ごしやすいですね。体が一服できて助かります。
このまま秋に突入してくれないかなあと思いますが、まだまだ暑い日々が続くのでしょうね(ーー;)
食欲の秋、芸術の秋、創作の秋?の早い到来を祈って、今日は、生地について書きたいと思います。
ハンドメイドのお役に立てたら嬉しいです。
JOLLY*S の創作活動で、いろいろな種類の生地を扱ってきましたが、その中で、扱いにくいなあと思った生地があります。
まずは、完成品をご覧下さい。
どれも素敵でしょう?(笑)
何事もなかったようにおすましした佇まいですが、、、、
ほんとは扱いにくい生地達なんです。
裁断後の切り口をご覧いただけますか?
太い糸を使った織物は要注意!
どの生地も、簡単に切り口からスルスルとほつれてしまうのです。
太い糸を使って織られている生地は要注意。
カットしてすぐに縫製を始めるならまだ良いのですが、しばらく置いておくと、いつの間にか5mm ほど消えてしまうこともあります。
5mmって大きいですよね!
縫い代に余裕がある場合は別として、ギリギリで裁断している場合は危険です。本体に影響が出る可能性も出てきますから。
ブルーとイエローの生地は斜めにカットした切り口ですので、
まるでささくれのようになっています、、、。
特にツイードは危険!
ツイードは、特に気をつけたいですね。
何種類かの太さの違う糸を合わせて織られているのが特徴で、それがまた可愛いのですが、、
写真のように
ほつれ危険度ランキング 1位は この人!笑
です(^^;)
余談ですが、下の写真はほつれてしまった1本の糸。
カラフルな色に染められていて、可愛い!
思わずリボンの形にしてパシャッ!
その他、
このバッグの内布。
糸自体は細いのですが、金糸、銀糸が織り込まれている生地。
表から見ると、キラキラドットが整然と並んでいます。
裏側は、こんな感じ。もうすでにほつれています。放っておくと危険です。
気をつけたい点は?
このようなほつれやすい生地を扱う場合は、
①とにかく裁断したら、時間をあけずにすぐに縫製にかかる
といっても、1分1秒を争うほどではないので、慌てずにw
縫ったあとの縫い代がほつれてくる場合もあるので、
②ロックミシンやジグザグミシンをかけておく
③市販のほつれ止めを利用する
例えば、これ ↓
などの処置をしておけば良いと思います。
これらの織物生地は、上述のように大変扱いにくいのですが、魅力的なものがたくさんあります。
ほつれやすいもの、と認識して対処すれば問題ないので、ぜひ使ってみて下さいね!
好きな生地で自分だけのオリジナル作品を作って楽しむ。
ハンドメイドのいいところですね(^^)
P.S.
これらの生地と対照的な、目が細かく詰まっているコットンあたりは、とても使いやすいですよ。初心者の方には、上質なプリントコットンなどがいいかもしれません。
ほつれやすい生地番外編
あ! さらに上をいく生地を思い出しました。
麻布ですw
ラグラグで使うざっくりとした麻布ですが、写真でもほつれてきているのがわかりますね。一目が大きくて粗いですからね。ほつれていく速度が速いです、、、
とはいえ、あまりハンドメイドに使いませんから、番外編ということで。。
今日は、ほつれやすくて扱いにくい生地について書きましたが、
縫いにくいという点で扱いにくい生地もありますね。そのうち、それについても書いてみようと思います。
お読み下さり、ありがとうございました。
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